02 GLOBAL PERSON

中央大学で学ぶ留学生 vol.3[イアン フランシス カリリョ ドゥエニャス]

海外留学をより楽しむカギは、人との関わりです!

イアン フランシス カリリョ ドゥエニャスさん
文学研究科英文学 博士後期課程3年(2009年9月~2017年3月まで留学予定)

英語の修得過程を研究し、第2言語の学習をスムーズにしたい!

イアン フランシス カリリョ ドゥエニャス
 僕にとって初めての海外渡航先は日本です。フィリピンでは日本のカルチャーが人気で、“日本は豊かで高い技術を持つ綺麗な国”という印象がありました。こうした影響から「日本に行ってみたい!」と思い、母校のフィリピン大学ディリマン校が協定を結ぶ中央大学への留学を決めました。
 現在は中央大学で、英語を母国語としない人がどのような過程を経て英語を修得するかを研究しています。日本人とフィリピン人は、英語を話すうえでの苦手な箇所が似ている面もあるので、研究をすすめて将来は日本やフィリピンの大学教員として、学生たちにスムーズに第2言語を身につけるすべを教えたいと思っています。
 

学内活動への参加で日々が充実。日本に来て、積極的になった

↑「アカデミックラウンジ」での「交流ランチ」の様子

  中央大学での学生生活で一番楽しいのは、日本人だけでなく、ほかの国の外国人留学生とも交流ができるところです。日本人学生や留学生からの相談などに応じる「アカデミックラウンジ」でスタッフとして働いており、僕はここで毎週月・水・金曜日に開催される「交流ランチ」にも参加しています。これは留学生と日本人学生が交流できるランチ会で、集まるメンバーとは勉強や言語、互いの国の文化などの話で打ち解け、プライベートでも遊びに出掛けるくらい仲良くなりました。
 大学は勉強がメインとなる場ですが、外国人留学生はせっかく日本に来ているのですから、学内活動にも参加して日本人の友達をつくって欲しいです。ただし、シャイな人が多いので、自分からアプローチして友達をつくる必要があります。日本に留学するうえで、オープンな性格は大切かもしれません。
 僕は日本に来てから、コミュニケーション力が上がりました。フィリピンにいた頃は勉強ばかりで、それ以外のことには関心がなかったんです。僕自身がシャイな性格だったことや日本語がままならなかったこともあり、日本に留学してからは戸惑うことが多くありました。しかし、そんな僕を周囲の学生たちが助けてくれた。今は自分が助ける番だと思って、留学生たちをサポートしています。学内のさまざまなイベントにも参加するようになり、多くの人との繋がりができました。これは自分にとって大切なものです。極端な言い方ですが、「みんなとの関わりができなかったならば、ここに来る意味はなかったんじゃないか」と思うほど。勉強はもちろん大事ですが、勉強して国に帰る、だけではもったいないです。より多くの人と関わることによって、楽しい留学生活が送れると思います。

↑第6回インターナショナル・ウィークで、発表を行うイアンさん。





→フィリピン人男性の伝統衣装「barong filipino」を着た
イアンさん(右)とマレーシア人留学生のsiripongさん。
東南アジア諸国連合出身の留学生が集まったイベントにて。