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【CUNY生との交流授業】文学部人文社会学科社会学専攻 須永美奈子兼任講師のクラス(2年生)

2013年06月03日

須永美奈子兼任講師のクラスでは、はじめにCUNY生がニューヨークやCUNYについて紹介。続いて渡辺郁さんが中大生の1日をCYNY生にプレゼンしました。その後、4グループに分かれ、「日米のキャンパスライフ」について、グループごとにテーマを設けて英語によるディスカッションを行いました。

NYの街や大学の写真を多用して、わかりやすく説明

NYの街や大学の写真を多用して、わかりやすく説明

朝から晩までみっちり詰まったスケジュールにCUNY生から驚きの声も

朝から晩までみっちり詰まったスケジュールにCUNY生から驚きの声も

テーマ1:勉強

道又朝美さん

日本では、「将来これになりたい!」という明確な目標を持って大学に来る学生は案外少ないように思います。だから、アメリカの学生はどのようなモチベーションで学んでいるのかを知りたくて質問してみました。私としては、きっと日本と違って、将来やりたいことやなりたいものがちゃんと決まっている人たちばかりなのだろうと思っていましたが、そうでもありませんでした。将来のためというよりは、言語学や経済学など、それぞれが専門とする学問そのものを好きで楽しんでいるようでした。ただ、日本と違うのはその勉強量。課題も私たちとは比べものにならないくらい出るそうで、それをこなすための勉強時間が半端ないのです。専門分野への興味に関しては日本人もアメリカ人も変わらないと思いますが、やっている内容や量が全然違いました。私は英語が苦手で、英語での会話にあまり積極的ではなかったのですが、今回のディスカッションを通して、CUNY生のさまざまな考えを聞くことができました。英語はこうした幅広い考え方を知るうえでも、今、改めて必要だと感じています。

テーマ2:サークル

まずは日本の弓道についてCUNY生に紹介しました。その後、彼らに授業外でどんなことをしているのかについて尋ねました。そこでわかったのは、女子もフットボールなどいろいろなことに興味を持って、アクティブに楽しんでいるということ。ジョジョ(グループ一の変わり者<男子>! 渋谷で買ったアンティークカメラを自慢げに披露していました)からは自分でラジオを作っていると聞いて興味津々でした。その後はどんどん話が広がり、地図を見ながらニューヨークの街の特徴を教えてもらったり、時にはアメリカでの差別問題にも触れたりと、本当にいろいろいなことを話しました。アメリカ人はフレンドリーで積極的というのはイメージ通りでしたが、思ったより知識の差はないように感じました。それでも、彼らのほうが一歩先を行っているように見えるのは、とても趣味の幅が広く、すぐに周りと話題を共有することができるからかもしれません。日本人はまず考えてから行動に移す気質がありますが、これからは彼らのようにまずは行動、その中から大事なものを選び取っていくということも必要ではないかと思いました。

テーマ3:バイト

宮内真理さん

スーパーで品出しのアルバイトをしている私。CUNY生には、具体的にどんな仕事内容なのかや、時給1,000円であること、月に6万円程度稼いでいることなどを話しました。すると彼らからは「週何時間くらい働いているの?」という質問が。アメリカでは月単位ではなく、何事も週単位で考える風習があるようで、それがとても新鮮に感じました。その他にも日本の就活事情についてなど、いろいろなことを話しましたが、今回のディスカッションで気がついたのは、アメリカ人は話の途中でも気になることがあれば、どんどん意見や質問を言ってくるということ。それに引き替え私たちは、相手が全部話し終わるまで待って、「あなたは?」と聞かれて初めて答えるというのがほとんどだったので、その違いが印象的でした。こうやってネイティブの人たちと話す中でこそ、本当の意味での英語力がついていくのだと思います。今回の交流授業を機に、これからもっと、“話せる力”を磨いていきたいと思います。

テーマ4:時事問題

小林衛さん

僕たちは銃規制をテーマに話し合いました。CUNY生には「日常的に銃乱射事件などが起こる社会に生きる中で、銃規制についてどう考えているか?」と率直に聞いてみました。彼らからは「銃規制は必要だと思っている。自分たちも銃は好きではないが、実際問題、身を守るには必要だと思う」との答えが返ってきました。逆にCUNY生からは「もし日本が一般人でも銃を持てる社会だったらどうするか?」と聞かれました。僕は銃を持たないことを前提にしか考えていなかったので、この質問にはうまく答えられず、何とか自分の考えをまとめて伝えようとしているところでディスカッションの時間が終わってしまいました。彼らは、僕が英語で言いたいことをうまく言えなくて詰まってしまうと、わかりやすく言い直してくれたり、別な観点から話題を振ってくれたりと、とても気を使ってくれました。僕はシャイな性格なので、このような機会がなければ、自ら積極的に外国人に話しかけることもなかったと思います。とてもよい経験になりました。

授業を終えて~CUNY生にインタビュー!

岩武由夏さんがErin Kathrynに直撃インタビュー。中大来校の感想は!?

岩武:今日の交流授業はどうでしたか?

Erin:日本の学生さんと文化交流ができて、とても良かったです。みんなが「アメリカで仕事をしてみたい」「アメリカを知りたい」という気持ちを持っていることがわかりました。私はアメリカ人だけれど、同じ学生ということで、たくさん共通点があることを学びました。

岩武:日本での滞在はどうでしたか?

Erin:建築に興味があるので、日本古来の建築がどのようなものかを知ることができました。また、金閣寺なども素晴らしかったです。そういった建築物を見学することができてとても興奮しました。

岩武:京都に行ったのですよね。

Erin:美術館やお茶栽培生産会社に行きました。美術館には、NYにはないユニークなものばかりが展示されていて気に入りました。NYは多国籍文化の都市なので、さまざまな文化をルーツにもつアートが集まりますが、日本の芸術家や美術、建築に特化して触れる機会はそれほどないので、今回、日本の伝統美術に触れることができて、とても嬉しかったです。

岩武:日本文化を勉強しているのですか?

Erin:そうではないからこそ、今回日本に来て、その文化に触れてみたかったのです。これから大学院に進学する過程で、日本文化の授業を履修する機会があるので、今回の日本訪問は、その良いステップになりました。

岩武:また日本に来たいですか?

Erin:もちろんです!

岩武さんの感想

私はインターナショナルスクール出身なので、もともと外国人に対する抵抗はないのですが、今回来校した学生さんたちは、Erinも含め、みんな日本に興味を持っているということもあって、フレンドリーで話しやすかったです。高校以来、日常的に英語を使う機会はあまりなかったので、今日はたくさん英語で話すことができて、とても有意義な時間が過ごせました。今度はNYにも行ってみたいです。

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