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【キャリアセンター】上海企業訪問プログラム参加学生座談会

2014年01月10日

上海企業訪問pg座談会(ワイド)

写真上:左から、藤原舜平さん(文学部人文社会学科中国言語文化専攻3年)、武内優里子さん(法学部政治学科3年)、周逸乾さん(経済学部公共・環境経済学科3年)、小野明日香さん(法学部政治学科1年)、石川勝浩さん(商学部経営学科3年)
写真下:左から、中村駿さん(大学院理工学研究科生命科学専攻1年)、鹿野千奈美さん(文学部文学科中国言語文化専攻3年)、岡田里美さん(法学部政治学科3年)

2013年9月にキャリアセンター主催で実施された上海企業訪問プログラム。このプログラムに参加した学生12名のうち8名から、参加の動機や現地で印象に残ったこと、学んだことなどについて語ってもらいました。

■上海企業訪問プログラムの実施概要についてはこちら

※以下、敬称略

プログラムに参加した理由を教えてください。

石川:将来、海外で働いてみたいという気持ちがあり、興味を持ちました。また、父が上海で働いていた関係で、自分も一度上海に行ってみて、父が働いていた環境を見られたらと思い参加しました。

岡田:大学2年の夏に大連に留学をしました。しかし、その時は語学の修得がメインだったので、企業の方とお会いする機会はまったくありませんでした。今回は実際に働く方の職場に伺えるということだったので、絶好の機会だと思い、自身の教養を深めるためにも参加しました。

小野:北京オリンピックの時にたくさん中国のことが報道されていて、中国に興味を持ちました。また、海外で働くことにも興味があったので、「中国」と「海外で働く」ということの2つが知れるのではないかと思って参加を決めました。

鹿野:将来、海外で働きたいということと、専攻が中国言語文化なので、中国文化に直接触れてみたいという思いがあって参加しました。

周:将来、上海で働きたいと考えています。上海にいるOB・OGを訪問することで、自分がまだ足りていない部分を早めに知り、それを達成するための原動力にしたいと思いました。

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石川勝浩さん(商学部経営学科3年)

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武内優里子さん(法学部政治学科3年)

武内:自身のキャリアを考える上で、企業で働くとはどういうことか、国際的に働くことと自身のライフスタイルとのバランスはどうなのかということが気になって参加しました。また、中国語を勉強していて中国文化に興味があり、台湾にも留学経験があるので、同じ世代の学生さんとの交流があるということも一つの魅力でした。

中村:日中関係がよくないといわれている中で、自分の足で行って見て、実際の日中関係がどのようなものか、また、ビジネスを通してどう日中が交流しているのかを知りたくて参加しました。これまで海外で働く気はまったくありませんでしたが、今回、海外の空気を体感してみて、その価値観が変わればよいなとも思いました。理工学部生であるため、研究室という閉鎖空間にずっといることが多く、一度、自分の閉鎖した考え方を一掃したいという思いもありました。

藤原:昨年、LA白門会主催の企業プログラムに参加しました。海外で活躍している先輩方から直接お話を伺う機会はなかなかないと思いますので、今年もそうした貴重な体験をさせていただきたいと思い参加しました。もう一つは、将来的に中国で働いてみたいという思いがあったためです。私自身、父の仕事の関係で、12年間ほど中国で生活をしていたので、その私が実際に中国に行ってどういった活躍ができるのか、また、自身の言語能力がどのくらい通用するのかということを改めて知りたいと考えました。

企業訪問で印象に残ったことは?

石川:中国に対してあまりよい印象がないまま上海にやってきたのですが、中国人の方とお話しする中で、最初こそとっかかりづらい面があったものの、付き合ってみれば必ずビジネスを超えた深いところまで友人にもなれる関係だということがわかりました。これを知ることができてよかったです。中国人に対するマイナスのイメージがなくなりました。

小野:日系企業は日系企業相手のビジネスが多いということをどの企業の方もおっしゃっていたので、それが今後の課題なのかなと思いました。ただ、どの企業においても管理職をゆくゆくは現地の方に任せていきたいというお話があったので、やはり地元のことをわかっている人が指揮したほうが売り上げや業績が伸びるということなのでしょうか。あとは、やはり中国語を話せる人のほうが生き生きとした印象を受けました。現地の言葉でコミュニケーションを取ることの大切さを感じました。

中村:中国企業に営業するのは、日本人ではなくて、中国人のほうがうまくいくという話を多く伺いました。しかし、日系企業が海外に進出していくうえでは、やはり日本人の力が必要です。まずは、日本と中国をつなぐために日本に関心のある中国人が懸け橋となり、中国に関心のある日本人が懸け橋になることが大切だということが身にしみてわかりました。

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小野明日香さん(法学部政治学科1年)

上海白門会との交流会に参加した感想は?

藤原:今回、企業訪問できなかった企業の方ともじっくりお話ができたので、よい体験だったと思います。実際に私はこれがきっかけで第一希望の企業が見つかったので、企業に訪問するだけではなく、OBの方と交流することもすごく大切だと思いました。

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岡田里美さん(法学部政治学科3年)

岡田:私と同じ学部・学科のOGの方で、オンワード樫山でのキャリアを活かしてルイ・ヴィトンに転職された方とお話ができ、本当に有意義な時間でした。私は今まで就職活動においてアパレルは全く考えていなかったのですが、女性としての働き方など貴重なお話を伺い、これから私自身どのようにキャリアを考えていくべきか、大変勉強になりました。その他にも素晴らしいOB・OGの方にたくさんお会いしてお話を伺うことができてよかったです。

上海理工大生との交流はどうでしたか?

鹿野:「グローバル人材には何が必要か?」という話し合いをしたときに、発想が面白い学生さんがいました。「やはりコミュニケーション能力だ」という人が多かった中で、彼女は「文化的な面も含め、違う国がつながるためには融合力が必要」と言ったのです。そんな彼女とは自分と同じ趣味を持っているということもあって話が盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

中村:上海理工大生はとても日本の文化に詳しく、積極的に自分たちとコミュニケーションを取ろうとしてくれて、かなり親近感がわきました。中国語もいくつか教えてもらったことで、さらに密なコミュニケーションがとれるようになりました。これは私の中にあった中国に対するイメージを変える意味でも、とても大きな一歩になりました。帰国する際に台風が直撃し、「帰れないかもしれない!」と思って、SNSで友だちになった上海理工大生に連絡をした際にも、「もし帰れなかったら、うちに泊りにきなよ」とやさしく言ってもらえて、とても心強かったです。その彼とは今でもつながっています。

武内:上海理工大生と話している中で語学の差をすごく感じました。彼らは日本語はもちろん、英語も堪能でした。英語は必須、プラスアルファで他言語を学ぶという姿勢にとても刺激を受けました。コミュニケーションはすべて円滑にいったわけではありませんが、短い時間でも通じあえたと感じています。大学内で道に迷ったときにも、まったく今回のプログラムとは関係のない学生が30~40分くらい道を探すのに付き合ってくれて、言葉を超えたつながりとか、困っている人がいたら助けたいという気持ちは一緒なんだなと思いました。

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中村駿さん(大学院理工学研究科生命科学専攻1年)

このプログラムを通して学んだこと、得たことは?

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周逸乾さん(経済学部公共・環境経済学科3年)

周:唯一、上海出身の私としては、現地で皆を案内したり、中国に対する不安を払しょくできるように心がけました。自分自身としては、将来、上海で起業したいと考えているので、OB・OGの方から将来に役立つ有益なお話を伺うことができてよかったと思います。

小野:中国の方は、家族や友人などつながりの強い人に対してはとても優しいと感じました。今、日本と中国はあまり関係がよくないといわれていますが、家族のような信頼関係をいかに築いていけるかが、今後どうなるかに大きく影響するのではないかと思います。そのためにもまず、共通点を探すことが大切だと感じました。

武内:語学力やコミュニケーション能力は大切ですが、それ以上に、歴史的、経済的な面も含め、互いの国のことをよく理解すること、時代や国と国との関係性の中で何が求められているのかを知った上で行動していくことの大切さを感じました。グローバル化が進み、人やモノとの国境がなくなっていく中で、日本の存在が薄くなっていく印象がありましたが、日本ではない場所に来てみて、自分が日本人であるというアイデンティティを改めて感じることも多々ありました。これは、日本にいるほうが薄まってしまう感情なんだと思います。自分とは違うものと出会うことによって、自分を再認識するよいきっかけになりました。

今後の抱負を教えてください。

藤原:今回の訪問プログラムを通して多くの中国人の方と接する機会がありましたが、「日本人かどうかわからないくらい中国語が上手い」と言っていただけました。将来は語学力を活かして、「こいつは中国とのビジネスに絶対不可欠な人間だ」と言われるような人間になりたいと思います。

中村:上海理工大生と話していて、日本と違うなと思ったことがあります。それは、中国における理工系人材の社会的地位の高さについて。理由は専門的技術に加え、社会についても学生時代からかなり勉強しているからだといいます。日本の学生は、自分の専門分野だけを究めて、社会のことはあまり知りません。私も今後、もっと経済などの分野にも目を向けて、マルチに活躍できるような社会人になり、できることであれば上海でその彼と一緒に仕事ができたらと思っています。

武内:このプログラムに参加する前から国際的な社会問題に取り組みたいという思いがありましたが、企業からのアプローチ方法というのはあまり視野に入れていませんでした。今後は、そういった方向からも、貧困、人権、開発、人身売買等の問題に取り組んでいきたいと思っています。

周:まずは日本で就職して、将来、上海で起業しようと思っています。その夢を達成するために頑張りたいと思います。最終日、上海理工大学でのプレゼンテーションを通して感じたのは、やはり日本はチームワークを大切にする国だということ。これからゼミでの発表、プレゼン大会の時など、チームワークを大切にして、周りの人の気持ちをきちんと考えながら、互いに協調性を持って物事を解決するようにしていきたいです。

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藤原舜平さん(文学部人文社会学科中国言語文化専攻3年)

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鹿野千奈美さん(文学部文学科中国言語文化専攻3年)

鹿野:様々な企業の方にお会いして、どの企業も魅力的だなと思いました。今、中国文化について学んでいるので、自ら体感するだけでなく、それを発信する側になれたらと感じています。

小野:将来の夢は海外で働くこと。今回上海に行って、海外で自分が何をするかということも真剣に考えなければならないと思いました。また、私はすごく人見知りなので、もっと自分から発信する力をつけることも必要だと感じています。所属するESSでは、ディスカッションをしたり、外国人を観光案内したりする活動をしているので、それをもっと活用して、自ら知らない人に対してもどんどん話していけるような力をつけたいです。

岡田:実際に日系企業の方が海外の支社で働いている姿を拝見して、皆さんやはり日本での実績が評価されて海外に赴任しているのだなと思いました。私は就職活動をする中で、日本の強みや日本の事業内容は世界に通用するものだと改めて感じたので、日本で学べるすべてのことを吸収して、いつの日か海外で活躍できるような人間になりたいと思っています。

石川:日本人の常識に凝り固まっていて、新しい視点で物事を見ることができていないと感じたので、様々な国々の人とコミュニケーションをとって、新たな経験や価値観、知識を手に入れていきたいと思っています。今回の訪問で、日本には日本のよさがあると気づけたこともよかったです。日本でしっかりと働いて、いろいろなスキルを身につけてからでも、海外で働くのは遅くないかなと思いました。

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