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中央大学ボート部 20年ぶりに海外遠征!

2014年04月15日

香港中文大学の学生との練習風景

「ボート」と聞くと、競艇を思い描く人も多いのではないでしょうか。しかし、スポーツとしての「ボート」もあります。ボートは、水上でボートに乗って一定距離をオールを使って漕ぎ、その順位を競う競技です。最大9人乗りの種目があり、チーム全員が互いの動きを感じながらチームで動きを合わせないとスピードが生まれないので、まさに究極のチームスポーツともいえます。日本ではメジャースポーツの部類に入らないかもしれませんが、世界的にみると欧米諸国を中心に盛んなスポーツです。

本学にもボート部があり、埼玉県戸田市にあるボート場を拠点に、日々全日本大会優勝を目指して練習に励んでいます。しかし、海外でも盛んな競技であるにも関わらず、普段の生活でスポーツを通した国際交流の機会がほぼない状況だったため、このたび、異文化の吸収、国際交流による部員のモチベーションUP、そして異なる練習環境での競技対応力の向上を目的に、3月19日(水)~3月24日(月)まで、中国の香港へ遠征合宿を実施しました。現地では、香港中文大学ボート部の学生と交流をしたり、普段と違う環境で練習を行いました。

この遠征を通して、海外学生との交流、普段と違う環境での練習を体験し、それぞれの部員がいろいろなことを感じたようです。

まず、海外学生との意識の違いによる焦り。ある部員は、「現地で交流した香港中文大学生は、将来の夢が明確で、それに向けての行動力があり、勤勉かつ素直で、わからない日本語があればすぐに調べるなど学習意欲がありました。日本人と同じ環境であるにもかかわらず英語が堪能で、大人になってこんな人たちと対等に勝負するのかと考えると、かなりの焦りを感じました」と話していました。

次に、異文化を受け入れることの難しさと必要性。今回の遠征では、普段と違う練習用具(艇・オールなど)にとまどったり、現地の食事が合わず体調不良を訴える部員も何名かいました。その状況を振り返った時、「どのような環境下であろうと左右されない臨機応変な心構えが必要。練習環境や食事について“合わない”はわがままで、違う国の文化をプラスに捉える必要があると感じました。今回は普段と違う環境に対応するための下調べが不十分でした」と異文化への事前の理解不足を挙げる声もありました。

そして多くの部員が痛感したのが、自身の語学力の乏しさ。日本語で不自由なく生活できる普段の生活では、外国語習得の必要性を感じにくいのですが、遠征で現地の学生と思うようにコミュニケーションがとれないはがゆさを感じ、今後は英語はじめ外国語をしっかり学びたいと多くの部員が感じたようです。

また部員の中には、今後、日本にとどまらず、世界を目標にボート競技に打ち込みたいと意欲をみせる者もいました。

今後はグローバル化にともなって、日本にいても海外の文化、価値観に接することがますます増えてくるでしょう。遠征での国際交流や海外での生活を通して、多くの部員がグローバル社会への関心をもったのは大きな成果だといえます。

普段と違う環境下での練習

香港中文大学の学生と

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