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特別講義:GNPで世界1になると言われるインドーその活力の秘密に迫るスペシャル・イベント実施

2014年06月02日

5月29日(木)、インド・国際融合大学コンピュータ学部長のRamakrishnan Raman氏が多摩キャンパスで特別講義を行いました。 

タイトルは「Success Story of Indian IT Industry」。インドにおけるIT産業の歴史から産業構造、成功の要因と問題点、今後の展望などについて、吉村謙輔商学部教授が英日・日英逐時通訳する形で講義は行われました。講義中には、Raman氏から学生たちに様々な質問が投げかけられ、正解者には同氏によって特別に用意されたプレゼントが手渡されるなど、学生の興味を引き込む魅力的な講義が展開されました。

講義終了後には質疑応答の時間が設けられ、学生たちから次々と質問の手が上がりました。初めは「インドのIT産業を直に感じたい場合はどこへ行ったらよいのか?」という質問。Raman氏は「ぜひ、私が勤める大学のあるPUNEほか、ITカンパニーが集まるDELHI、BANGALORE、HYDERABADなどを訪れてください。現地で見て感じることと、日本で学ぶこととは全く違います」と力説しました。また、「インドは人口が非常に多いのに、なぜ内需に向けた製品開発が少ないのか?」という質問に対しては、「アメリカ向けに製品を開発する方がはるかに利益率が高いから」と説明。「ただし、数年前に起こったリーマンショックでアメリカ市場が壊滅的な状態になったことをきっかけに、国内市場にも目を向け始めている」と補足しました。さらに「近年、日本でも女性の社会進出が増えてきたが、インドではどうか?」との質問には、「政府は積極的に女性への雇用対策をとっていて、女性の所得税率を下げる試みも行っている」と答える一方で「日本と比べ、女性が働く環境については安全性の面でまだまだ問題がある」と述べました。

中には英語で質問する学生もいて、めったにない貴重な機会を逃すまいと、積極的に講義や質疑応答に臨む学生たちの姿が印象的でした。

世界から注目を集めるインドのIT産業についてわかりやすく講義

英日・日英逐時通訳を務めた吉村謙輔商学部教授

プロフィール

国際融合大学コンピュータ学部長
Prof. DR. Ramakrishnan. RAMAN

学歴
インド・マドラス大学コンピューターサイエンス・工学部を卒業。同大学情報システムMBA修了。大学院にてソフトウェアマーケティング、M.Phil (経営学) 、ITサービス戦略で博士号を取得。

職歴
<企業>Godrej and Boyce(インドの大手製造会社)、The Leading Edge Consulting Servicesにてコンサルティング業を経てKohinoor グループ法人(不動産、ホテル、病院、学校、電力など)のコンサルティング業に従事。
<学問>Vellore Institute of Technologyで教壇に立ち、その後、カナダのCarleton University's Sprott School of BusinessおよびKohinoor Business School、ムンバイのS. P. Jain 研究所で教える。

専門分野は、情報システム管理、破壊性技術、ITインフラ管理、ITプロジェクトマネジメントなど。複数の学問誌、インド国内の論文誌および国際学会などで研究内容を発表。

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