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理工学部教授 小松晃之らの論文が「 J. Mater. Chem. B 誌」の
表紙を飾り、英国化学会のニュースで紹介されました

2018年05月01日

理工学部(応用化学)教授 小松晃之の研究チームがネコ用人工血液の開発に成功

 理工学部(応用化学)教授 晃之の研究チームは、まず遺伝子組換えネコ血清アルブミンを産生し、X線結晶構造解析からその立体構造を明らかにしました。さらに酸素輸送タンパク質であるヘモグロビンを遺伝子組換えネコ血清アルブミンで包み込んだ形の(ヘモグロビン-組換えネコ血清アルブミン)クラスター(製剤名:ヘモアクト-F™)を合成し、それがネコ用人工酸素運搬体(赤血球代替物)として機能することを明らかにしました。人工酸素運搬体は輸血液の代わりに生体へ投与できる人工血液となります。
 なお、JAXA は遺伝子組換えネコ血清アルブミンのX 線結晶構造解析を担当し、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で行われている、タンパク質結晶化実験機会の提供と結晶化、構造解析を行いました。

ネコ用人工血液は、動物医療の現場が抱える深刻な輸血液不足の問題を解決する革新的な発明であり、動物の輸血療法・ペットの健康増進に大きな貢献をもたらすものと期待されます。
 

本研究の成果は、3 月19 日(月)に英国王立化学会の学術誌「ジャーナル・オブ・マテリアル・ケミストリーB(Journal of Materials Chemistry B)」の電子版に掲載されました。

【研 究 者】 小松晃之(中央大学理工学部 応用化学科 教授)      
​        木平清人(JAXA 有人宇宙技術部門 きぼう利用センター 研究開発員)
【発表雑誌】 英国王立化学会Journal of Materials Chemistry B, 2018,6, in press

研究成果”ネコ用人工酸素運搬体” に関する論文が
英国化学会「Journal of Materials Chemistry B 」誌の表紙を飾りました

 理工学研究科博士前期課程(応用化学専攻)H29修 横幕恭子さん、同教授 小松晃之らの ”ネコ用人工酸素運搬体” に関する論文が、Journal of Materials Chemistry B 誌に掲載され、当該号の表紙を飾りました。JAXAとの共同研究(国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟における蛋白質結晶生成実験)の成果も含まれています。
 さらに、その内容がイギリス化学会(RSC)のWebサイトニュース Chemistry World で紹介されました。RCSのWebサイトは、世界中の研究から最新の注目ニュースを厳選し配信しています。

【掲載論文】J. Mater. Chem. B 2017, 6, 2417-2425.
【タイトル】Core-shell protein clusters comprising haemoglobin and recombinant feline serum albumin as an artificial O2 carrier for cats
【著 者】K. Yokomaku, M. Akiyama, Y. Morita, K. Kihira, T. Komatsu*

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