05 REPORT

「『トビタテ!留学JAPAN』第2期生・第3期生 報告会 第3弾」_報告レポート

2016年07月01日

 2016年6月24日(金)、多摩キャンパスGスクエアにて、トビタテ第2期生・第3期生による報告会第3弾が行われました。登壇したのは留学を終えた第2期生・小川祥平さん(総政3)と第3期生・斎藤有理さん(法5)、林 由佳さん(商4)、および今年8月より留学する第4期生・大野舞衣さん(法3)です。この4名の学生はトビタテにある5つのコースのうち「世界トップレベル大学等コース」に参加しており、本学の交換留学に実践活動を組み合わせた留学計画が紹介されました。各学生の報告に続いて行われたパネルディスカッションでは、第2弾報告会に参加した第4期生の大塚まゆ奈さん(総政3)、大塚悠記さん(商3)が飛び入り参加し、第3弾の登壇者と一緒にトビタテ合格を目指す学生たちからの質問に答えました。
 また、国際センターからの『トビタテ!留学JAPAN』に関する説明では、「留学計画書は、審査官たちに内容が伝わるよう、

↑パネルディスカッションの様子

読みやすく分かりやすく書くように! 計画を立てて満足してしまっている学生が多いです。早め早めに相談して」とアドバイスが送られました。

 第6期 募集スケジュール
【中央大学学内募集要項配布期間(予定)】
2016年7月中旬~9月30日
【中央大学学内応募受付期間(予定)】
2016年9月21日~9月30日 17:00
※本学における募集期間中に、
国際センターを通して申請してください。
【支援対象留学開始期間(予定)】2017年4月~2017年10月

第2期生・第3期生 報告会 + 第4期生 合格報告

第2期生 報告者

小川 祥平(オガワ ショウヘイ)さん/総合政策学部3年
コース名:世界トップレベル大学等コース
渡航地域:スウェーデン
留学形態:交換留学+インターンシップ
派遣期間:2015年8月3日~2016年8月18日
留学計画内容:社会が成熟しているスウェーデンの政治・社会について学ぶ+難民救済活動を行うカフェでインターン


 女性の社会進出、福祉、移民の受け入れなどに積極的なスウェーデン。この国で政治について勉強するため、ストックホルム大学に留学しました。僕は高校2年の夏から1年間、スウェーデンにホームステイをしていたので、この時の繋がりから難民救済活動のための語学カフェの手伝いもしました。移民の人たちの中には、移住したものの英語もスウェーデン語も話せず、就ける仕事が制限されている人たちもいます。スウェーデン社会をよく見てみるとこうした社会的弱者の人たちがすみ分けがされていて、ここ数年は移民反対を掲げる政党が支持をされつつあります。上手くいかない政策もあるのだと、実体験を通じて知ることができました。
 また、留学は2回目なので慣れているつもりでしたが、異国で1人暮らしをしてみると結構大変でした。日本の大学とスケジュールが異なり、授業は週4時間しかありません。あとの週40時間は自習する必要があり、毎日、1人で勉強していました。夜は白夜に近い状態も続いて生活リズムが崩れ、結果的に体調を崩した時期がありました。教訓として得たのは、友人の大切さ。「今日は何した」など、ちょっとした話を毎日できる相手がいれば励まし合えるし、感化されていい影響もあるはずです。

第3期生 報告者

斎藤 有理(サイトウ ユリ)さん/法学部5年
コース名:世界トップレベル大学等コース
渡航地域:イギリス
留学形態:交換留学+ボランティア
派遣期間:2015年9月21日~2016年5月25日
留学計画内容:犯罪学を大学とNGO団体でのボランティアから学び、法曹を目指すうえでの経験にする


 「色々な価値観が分かる人間でければ人を裁くことはできない」と感じ、多様な価値観を吸収しながら犯罪学を学ぶためにマンチェスター大学に留学しました。
 トビタテの応募についてお話しますと、合格した人を参考にするのはいいと思います。国際センターではトビタテ中大生の留学計画書が閲覧できます。トビタテに合格した人と自分の留学計画を見比べて、何が違うかを探ってみてください。
 面接では企業の方たちが審査してくれます。優しく接してもらえる場合もあればそうでない場合もありますが、自分が思っていることをなるべく緊張せずに話すことが大事です。トビタテは熱意を重視するので、緊張して黙っていると自分の思いが伝わりません。そして、留学することによって何がしたいのかをはっきりさせ、トビタテがどんな人材を求めているか意識しながら自分をアピールしてください。「現代はグローバル社会なので海外に行く必要がある……」など一般論を説明しても説得力がないので、自分に結び付けて自分の言葉に置き換える必要があります。世界トップレベル大学等コースでは勉強だけしているように思うかもしれませんが、語学だけで合格している人は見たことがありません。実践活動が面倒なのでトビタテは申し込まないと言う人もいますが、せっかく海外留学をしているのだから勉強だけではもったいないです。
林 由佳(ハヤシ ユカ)さん/商学部4年
コース名:世界トップレベル大学等コース
渡航地域:スウェーデン
留学形態:交換留学+インターンシップ+ボランティア
派遣期間:2015年8月31日~2016年4月25日
留学計画内容:将来的に日本食を輸出するために国際マーケティングを学ぶ +日本大使館でインターンシップ+ストックホルム日本人会でボランティア


 留学のキッカケは、小学生の頃から抱いていた海外への憧れ。中学生の時に1週間、交換留学をしたことがあり、大学でも留学したいと思っていました。今回の留学目的は、ストックホルム大学ビジネススクールでマーケティングを学び、将来、国際社会で働くための基礎を作ることでした。
 トビタテには色んな大学から学生が参加していて、話をするだけでも刺激になります。なかには一緒に事業を始める人たちもいるし、今後もこの人たちとの繋がりは続くだろうと思っています。トビタテ生たちと「トビタテの合格者はどういう人が多いか」と話をした時に挙がった人物像が、1.自分の夢が軸を持って語れる人、2.フットワークが軽い人でした。留学しようと思っている時点で好奇心が強いと思うのですが、やりたいと思っていることの何割を行動に移せるか。トビタテ生は「これがやりたい」と思ってから行動に移す思考プロセスが短いのかなって思います。トビタテの書類を書くのは大変ですが、競争率はたった3倍程度。今、頑張って応募しておけば、私の場合なら毎月16万円と航空券の支援が受けられます。留学後にインターンをするなど組み合わせもできるので、何ができるかじゃなく何がしたいかから考えれば、今、何が必要か見えてくると思います。

第4期生 報告者

大野 舞衣(オオノ マイ)さん/法学部3年
コース名:世界トップレベル大学等コース
渡航地域:台湾
留学形態:交換留学+インターンシップ+ボランティア
派遣期間:2016年8月15日~2017年7月31日
留学計画内容:台湾の憲法を大学で学ぶ+日系企業の台湾進出をサポートする会社でインターン


 法学部では中国憲法の読解ゼミに入り、研究棟「炎の塔」で朝から夜中まで勉強する日々を過ごしていました。しかし、外の世界を知るためにカフェでアルバイトを始め、それをきっかけに留学を決意。母は台湾人で、私は台湾語が日常会話レベルで話せます。カフェでも中国語や英語で接客しており、そのうちに中国に由来する自分のアイデンティティーを大事にしたいと思うように。アイデンティティーの確立と、国立台湾大学で法律を学び両国を繋げる架け橋になるためトビタテに応募しました。
 留学計画書を作った段階では、留学も実践活動先も白紙。しかし、具体的に自分の理想を書きました。実践活動先はインターネットで検索。トップに出てきた台湾企業の社長に手紙を出して、インターンを申し込みました。実践活動先の見つけ方として、インターンのポストを作ってもらうのもいいですし、教授のコネや仲介業者を使う手もあります。自分で計画を立てないと合格できないと思いがちですが、仲介業者を使っていたトビタテ生は少なからずいました。
 面接は個人面接とグループ面接があります。グループ面接はグループ内でプレゼンテーションとディスカッションを行います。面接のポイントは、「こう聞かれたらこう答える」というテクニックではなく、会話のキャッチボールをすること。あとは、留学計画を自分がどれだけ理解しているかだと思います。話を盛ろうとして難しい言葉を使うこともあるかもしれませんが、その言葉がどういう意味か説明できるようにしてください。
現在、トビタテ5期に応募する人たちの相談に乗っていますが、既に募集要項に載っていることをよく聞かれます。とにかく、募集要項を読んでいない人が多い。募集要項にはトビタテの理念や求める人材、支援の内容について書いてあるので、これに適合する自分を作れば合格に近づきます。

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