05 REPORT

国際会議参加の喜び、反省と今後

2015年03月18日

横須賀 顔写真

 大学院理工学研究科情報工学専攻博士課程後期課程3年
横須賀 佑介私立中央大学付属高校)


The 25th Canadian Conference on Computational Geometry(CCCG 2013)(第25回計算幾何学に関するカナダ会議)
2013年8月8日-10日
ウォータールー大学(ウォータールー・オンタリオ州・カナダ)
 

私は博士課程2年の夏、カナダで行われた国際会議にて発表を行いました。今回の会議はカナダのオンタリオ州ウォータールーという場所で開催されました。聞き慣れない場所かと思いますが、スマートフォンのBlackBerry社の本社がある所、と言えば分かる方もいらっしゃるのではないでしょうか。町自体はいかにも田舎町という所ですが、発表を行ったウォータールー大学はカナダ内でも屈指の理工系大学であり、数多くのIT企業がウォータールーにはあります。そのため、海外からの留学者も多く、特に中国系の留学者が多く、中華料理のお店はたくさんあり、専ら昼食は中華料理でした。
 さて、今回発表したのは計算幾何学という、コンピュータ上で図形を扱う方法に関する研究分野についての国際会議でした。計算幾何学に関する研究コミュニティーが開催している会議は年に三つあるのですが、今回発表した国際会議はその一つとなります。そのため計算幾何学の専門家が多く集まる機会となり、発表前からとても緊張しました。しかし、専門家の方々が多く集まる、ということで、私が今まで何本も論文を読み、ファンとなっている先生方に多くお会いすることが出来ました。また日本人の先生方も多く参加されており、普段はお話し出来ない先生方ともお話し出来たので、とても良い機会となりました。
ただ、今回の国際会議参加では反省点もありました。発表自体は何度も練習したので何とかなったのですが、質疑応答にうまく答えられませんでした。また、今回の発表内容について、色々とほかの研究者の方たちと議論出来れば良かったのですが、それがほとんど出来ませんでした。発表というのは、ほかの人に興味を持ってもらえるような、インパクトのあるものでなければならないと思いますので、そこがあまり出来なかったのは、心残りでした。しかし、その後別の国際会議の論文を読んだところ、今回発表した内容が参考文献として参照されていましたので、自信を持って頑張って良いのだな、と感じています。また、今回の反省点だけではなく、国際会議にて多くの発表を聞いたり、お話しさせてもらったりすることで、研究に対するモチベーションが更に向上しました。これらは今後も生かしていきたいと思います。
会議の後は、妻子(普段私は企業で研究者として働きながら、大学に通っています)と共にナイアガラの滝、メジャーリーグ観戦などをしました。これらの観光により、仕事や発表後の疲れをリフレッシュすることが出来ました。これも国際会議に参加するだいご味の一つかなと、個人的には思っています(観光分は当然自費です)。
これからもどんどん国際会議に参加し、私の「計算幾何学を含む理論計算機科学の中で、理論及び実用でも使える一研究分野を築きたい」という目標をかなえられるように、今後も研究活動に精進したいと思います。

メジャーリーグを観戦

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