03 RESOURCES & CHANCES

英語ロジック検定

一般的な英語のテストでは、語彙や文法を中心に言葉の理解を測定します。この検定では文と文との関係、話の骨格である主張と結論の関係を問い、思考力に重点を置きます。
この検定は、学生に文章の「行間を読む」ことに意識を働かせるようにする効果があります。テキストにある表面上の主張と展開されている論証の事実上の結論の一致、提示されている論証に対する評価、そして論証の構築に目がいくようになります。また、主張を支持する前提や証拠は往々にしてテキストの中に隠れていますが、これらの「暗黙の前提」をあぶり出すことはコミュニケーション、とくに異文化間コミュニケーションにおいて最大の重要事項です。これはまた critical thinking を行う場合のベースにもなります。

日本論理検定協会のロジック検定のノウハウを利用しながら、英語と日本語によるロジックテストとロジック講座による教育法開発を行うもので、2012年度には試験的に英語ロジックテストを電気電子情報通信工学科で実施し、2013年度から理工学部レベルでの実施に移る予定である。

ロジック講座

橋本秀紀教授(電気電子情報通信工学科)の提案で、ロジックを英語で身につけるという取り組みを2012年度から始めています。

実際の理工系分野での英語コミュニケーションは、研究者の多くがノン・ネイティブであり、完璧な英語から程遠い状況です。また、研究論文も同様な状況であり、完璧な英語というよりも、分かりやすい英文が望まれている状況があります。
これらに共通しているのは、完璧な英語ではないが、ロジックがしっかりしており、語彙および文法に不備があってもコミュニケーションが成立するといった点です。事実、日本で私たちが目にする非日本語圏の方々の日本語コミュニケーションは、上記そのものと言えます。さまざまなご意見もあるとは思いますが、ロジックさえ通っていればコミュニケーションは成立するのです。

主張と結論の関係、すなわち推論にはパターンがあります。そのパターンを12に分類し、そのパターン研究で論証の評価ができ、また相手の論証についての有効な問い合わせができるようになります。また暗黙の前提や結論をあぶり出す方法も教授します。

一般社団法人 日本論理検定協会(The Japan Institute of Logic;JIL)

2010年に設立され、JILはグローバル環境で活躍できる人材育成、そのための技能測定の普及を主たる目的にしています。JILは、英国投資銀行 London & Oxford Group 社の関係団体として同グループより前面バックアップを受けています。

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