03 RESOURCES & CHANCES

国際水環境理工学人材育成プログラム

現在の国際情勢には環境問題、食糧問題およびエネルギー問題が深い影を落としており、それらはすべて水をキーワードとして繋がっています。たとえば、水汚染や水の多寡に起因する環境の悪化と水災害、それに伴う食糧不足の問題、化石エネルギーの減少を補う形で出現した食糧を原材料とするバイオエネルギーの出現は、地域(生活)環境の悪化や食糧の安定供給を脅かし、国際紛争の根源的な原因となっています。とくに近年の東アジアにおいては、”too much and too little water problems” と呼ばれる、水に起因する各種の環境災害・環境被害が頻発し、地球規模での気候変動や水環境の汚染とあいまって、その解決は喫緊の課題となっています。

本プログラムでは、外国人留学生を含む大学院生を対象に、我が国の産業界と行政の風土ならびにその利点に習熟し、かつ国ごとの歴史・文化・風土を尊重する国際的視野を持った高度専門職業人としての水環境・水処理技術者を育成するためのユニークな教育カリキュラムを国内外の大学・研究機関と協力して開発・実施します。これにより、東アジアを含む世界の諸地域の水環境に関して、総合的かつ抜本的な改善策を提案・実施できる国際的な人材を育成し、世界の持続可能な発展がなされるように支援します。

なお、本プログラムは、国際連合が提唱し、中央大学が参画するアカデミック・インパクト・イニシアチブの一環として実施します。

「国際水の協力年」および「世界水の日」である3月22日に開催された「水環境に関する国際シンポジウム」

「国際水の協力年」および「世界水の日」である3月22日に開催された「水環境に関する国際シンポジウム」

ベトナム・水資源大学(ホーチーミン分校)で開催された「国際水環境理工学研究ホーチーミン・シンポジウム」

ベトナム・水資源大学(ホーチーミン分校)で開催された「国際水環境理工学研究ホーチーミン・シンポジウム」

プログラムの概要

本プログラムの推進にあたり、大学院理工学研究科土木工学専攻を基幹専攻として、理工学研究科内に国際水環境理工学副専攻を設置します。 カリキュラムは、(1)人文科学、社会科学、自然科学を融合させた科目構成 (2)講義、実習、実験等の実務に即した講義形式 (3)当該分野を代表する産業界との連携による長期インターンシップ (4)技術的解決、政策提言を目指して作成するリサーチペーパー等から構成されており、日本国内はもとより、国際的にも注目されるユニークなカリキュラムとなっています。
(注)副専攻: 本学理工学研究科が提供する独特の教育制度で、大学院レベルの教育で、分野横断的な領域を学ぶためのコース制度。

お問い合わせ

中央大学 国際水環境理工学人材育成プログラム
〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
TEL 03-3817-1735
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