私はフランスのリヨン第2大学で公共政策を専門に学んでいます。リヨン第2大学と中央大学は協定校であり、私の恩師であるフィリップ ペルテイエール先生からも中央大学への留学を勧められたことから、2012年4月~2013年1月まで留学をしました。
中央大学では、大学院公共政策研究科の細野助博教授にご指導いただき、「成熟したグローバル都市における都市再生政策~東京の再生~(Urban renaissance policy in a mature global city ~The revival of Tokyo~)」について研究を行いました。
バブル崩壊後、日本経済は低迷を続けてきましたが、バブル崩壊以前の東京よりも現在の東京は成熟していて、競争力のあるクリエイティブなグローバル都市となっています。私はこれに興味を持ち、2つの疑問を提示しました。1つ目は、どうやって都市の成熟度を測るのか、2つ目は都市再生が都市の成熟度にどう影響するのか、です。