02 GLOBAL PERSON

グローバル・パーソンを目指す中大生 vol.15

国際的に活躍できる公認会計士を目指して

羅宇希さん

商学部会計学科2年
[掲載日:2014年5月23日]

両親が在留中国人だったため、日本で生まれ育ちました。しかし、「中国語もきちんと話せるようにしておきたい」という両親の方針で、小学校1年~2年にかけて、中国の祖父母の家に滞在し、現地の学校へ通いました。その後、日本の小学校へ転入。せっかく身につけた中国語を忘れないように、毎週日曜日には、在留中国人有志のボランティアで開催されていた立川の中国語教室へ通っていました。

そうして日本語と中国語の両方に触れながら、中学、高校と過ごしました。中央大学に進学を決めたのは、会計学科があり、公認会計士資格取得をサポートする経理研究所が有名だったからです。今は、公認会計士を目指して、日々勉強に励んでいます。会計士はクライアントと真摯に向き合い、ニーズをくみ取って、いかに経営を良い方向へ導けるかが大切だと思っていますので、学生の今から自分をしっかり持って、常に相手の目線で考えるようにしていかなければと思っています。

2014年度から「白門ヘラルド」の部長に

英字新聞学会の部員と筑波宇宙センター(JAXA)を訪問

私は現在、英字新聞学会「白門ヘラルド」に所属しています。新歓で新聞を配っていて、「こんなのを作れるなんてすごいな」と感動して入部しました。私の担当はもちろん会計。2014年度には、部長を務めることが決まっていたので、準公認サークルから公認サークルへの昇格に向けた体制強化のための新しい仕組みづくりなどにも参加させてもらっています。 

記事に関しては、OBの方にチェックしていただくことによって、文章の言い回しや、文章を書く際の基本事項などを学ぶことができ、大変勉強になります。ただ、今はまだあまり足を使った取材をしていないので、今年の夏は、部員みんなで東北・福島などへ赴いて、現地の人への取材も交えながら、内容の濃い記事を掲載できたらと思っています。

英語圏への留学も視野に語学力を強化

将来の目標は、国際的に活躍できる公認会計士になること。ステップとしては、学部で公認会計士試験をパスし、実務経験を経て、公認会計士に。その後、海外の大学院へ行きたいと考えています。公認会計士資格は、取得したその国でしか通用しないため、他国の公認会計士資格を取得するためには海外で学ぶ必要があるのです。 

ですから、世界共通言語である英語力の強化は欠かせません。TOEIC対策も必要だと感じています。中国の親戚から、中国では英語の授業を全部英語でやっていると聞きました。かなり英語力の修得に力を入れていて、学生たちの意欲も高いようです。新しい言語を修得するには、やはり実践が一番だと思うので、私も今後、英語圏への留学も視野に、リスニングやスピーキングに力を入れたいと思います。

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