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下村えりかさん(法4)が「全国英語プレゼンテーションコンテスト」のファイナリストに選出

2021年03月03日

▲決勝戦を終えて。下村さんと発表の題材として選んだ「ニーム」の木

 法学部政治学科4年の下村 えりかさんが「第9回全国英語プレゼンテーションコンテスト」にて、ファイナリストに選出され、2020年11月28日に神田外語大学で開かれた決勝大会において10組のファイナリストの一人としてプレゼンテーションを行いました。惜しくも上位入賞は果たせませんでしたが、下村さんにはファイナリストに贈られる激励賞が授与されました。

 「全国英語プレゼンテーションコンテスト」は、グローバル社会での活躍を期待される学生たちの英語表現力、論理的思考力、プレゼンテーション能力の向上に取り組むことによる就業力の育成、ならびに学生間の親睦・交流を目的として開催されています。
 9回目となる同コンテストでは、1077人もの学生たちが、3つの課題「これからの時代に必要な教育のあり方を提案!」「全国の無人駅を活用! 人々が集うクリエイティブな企画を提案」「地球規模の気候変動問題に自分たちができる事を提案!」から1つを選び、論理的な思考力や独創性、英語力と表現力を駆使してプレゼンテーションを競い合いました。

 中央大学からも多くの在学生が参加し、オンラインで開催された2次予選には11人(個人3人、グループ3組)が進出し、決勝ファイナリストに選ばれた下村さんのほかにも、4人の中大生がトップ50賞を受賞しました。

 下村さんは、「地球規模の気候変動問題に自分たちができる事を提案!」をテーマに発表しました。このコンテストに参加した想いや決勝大会の様子などをお聞きしました。

ファイナリスト選出おめでとうございます!

●このコンテストに出場しようと思ったきっかけは?

 大学に入った時から、3年生になったら交換留学をすることを決めていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、念願の留学生活も半年弱で終わってしまい、自分の将来ややりたいことが分からなくなってしまいました。
 また、94歳と89歳の祖父母と同居しているため、コロナの感染リスクを考えると外に遊びに行くこともできない。このまま何もしないで大学生活が終わってしまうのだろうか……。でもそんなのは嫌だ!自分が新たに挑戦できることを探した結果、このプレゼン大会のコンテストに辿り着きました。

●「地球規模の気候変動問題に自分たちができる事を提案!」というテーマを選んだ理由
 この課題は、個人レベルでいかに環境問題に取り組むことができるかというものでした。小さい頃から環境問題に関心があったので、今まで調べてきた環境対策の中から何かプレゼンできることはないかとアイデアを巡らせていたときに、1つのことを思い出しました。
 それは、以前ガーナ人の友人に「ガーナ人はニームという木で歯を磨いているんだよ」と聞いたことです。土に還る木での歯磨きが普及すれば、プラスチックでの海洋汚染時などの問題の突破口になるのではないか。そのことからニームについて詳しく調べはじめました。

●大会のために取り組んだことは?
 まず、「ニーム」と言う木について詳しく調べるところから始まりました。ニームについて書かれている数少ない本を購入し、「日本ニーム協会」という組織にお話を伺いに行きました。プレゼンのために会ってご協力していただき、写真などを提供していただきました。そのご縁は今でも続いており、現在では一緒に山梨で農業体験に参加したりと、プレゼン大会に参加する前は想像もしていなかった未来を過ごしています。やはり、新しいことを始めると、さまざまな人と繋がることができて本当に楽しいです。
 また、大人数の前でのプレゼン自体経験したことがなかったので、構成を考えるのも大変でした。難しい話を聞くのが苦手な自分が聞いても、これなら面白いだろうと思う構成にすることを心がけました。具体的には、TEDトークや歴代の大会優勝者のビデオを見て参考にしました。

●特に難しかったこと、苦労したことはありますか。
 大会に応募しようと決めたのが、締め切りに近い日程だったので大急ぎで準備をすることが大変でした。日本で残り2本だけ販売されていたニームの苗を買い、本を読み、お話を伺う。そして日本語で面白い構成を考え、それが完成してから英語に訳していく。台本ができたら、その台本を暗記する。1次審査は動画の提出だったのですが、ギリギリまでビデオを撮り直して、提出期限の数時間前に提出しました。英語の文章を作って暗記する作業が思っていたよりも難しく、普段から英語の文章などを暗記する練習の大切さを実感しました。

●決勝大会の感想を聞かせてください。
 序盤で見事にセリフが飛んでしまいました。今まで忘れたこともないような場所で頭が真っ白になってしまったので、「場に呑まれるとはこういうことか」と、これまで場数を踏んでこなかったことを非常に後悔しました。けれど、コンテスト会場で参加者となかよく話しのできる時間があり、そのひと時は有意義なものだったと思います。コロナ禍により人と会うことができていなかったので、久しぶりに同世代の若者たちの意識の高さに刺激を受けることができました。また、英語という言語を習得すれば、世界の人に通用するプレゼンテーションができるんだと実感し、これからもっと英語の勉強も頑張ろうと思いました。

●中央大学法学部で学んだこと
 社会問題全般に関心があったので、社会で起こっている理不尽なことなどを法律や政治的観点から勉強したいと思い、法学部政治学科に入学しました。ゼミも「異文化について学ぶ」「戦中の日記を読む」「ドキュメンタリーを作る」といったものに参加し、実際に東日本大震災の”被災地”や、戦争体験者の方々に会いにいくこと等をしてきました。自主的にも被爆者の方にインタビューをしにご自宅に伺ったりと、人との繋がりの大切さを学んだ大学生活でした。

●これからの目標や夢を教えてください。
 将来は、世の中に存在する社会問題や差別を見て見ぬふりをしない、自分の生き方に自信の持てる大人になっていきたいです。コンテスト参加を通して、利益が出なくてもいいから社会のためにニームを広げていきたいという方や、ソマリアでテロリストを増やさないように活動している方など素敵な人生を歩んでいる人にたくさん出会いました。私はまだ将来の職業を明確に定めることはできていませんが、たくさんの人と関わることのでき、少しでも多くの人の役に立てる職につきたいです。

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