05 REPORT

トビタテ!留学JAPAN第2期生 中間報告(アメリカ・シアトル)

2015年12月16日

山田 龍司(ヤマダ タツシ)さん/法学部5年生(採択時4年生)

コース名:多様人材
留学先国・大学:アメリカ ベルビューカレッジ
留学期間:2015年4月1日~2016年3月10日
留学形態:IBP留学(休学)+ インターンシップ
留学計画内容:ベルビューカレッジでIT関連、マスメディアに関して学び、 その知識、技術を活かし自分自身のキャリアをまとめた Webサイトを構築する。
インターンシップではマーケティング会社でアメリカの企業 がIT技術をどのようにビジネスに活用しているのか学ぶこ とを計画している。
 いきなりですが、みなさんはテレビを観ますか? テレビが好きですか?
 僕は大好きです! 趣味である “幕末” もテレビが最初ですし、この中央大学法学部を選んだ理由も、 “テレビで憧れた検事” + “新選組の故郷” で選びました。
 そして、僕のようなテレビ好きな人を増やすため、今現在アメリカ・シアトルにトビタテ奨学金をもらいながら、留学しています。もう少し詳しく説明するならば、昨今叫ばれているテレビの信頼性を取り戻す為、テレビ局の収益構造を変える。その為に、アメリカと日本では違う “テレビの視聴環境” 、“コンテンツビジネス” を学びに来ています!

 留学中の学び 

 現在通っているBellevue Collegeでは、主にアメリカにおけるメディアの立ち位置を学んでいます。例えば、有名なニュース番組 “FOX News” での偏向報道と、その裏にあるスポンサーや政治との関係について調べたり、アメリカにおいてのプロパガンダ(情報操作)とITを融合させた技術を歴史も含めて学んだりしています。
 学外においては、ずっとテレビを観ています。テレビを観る環境は、日本とアメリカでの違いは大きく、学内で授業を受けているよりも学外でテレビを観ているほうがテレビビジネスに対する新たな気付きは正直大きいです。
 その1つが、テレビのネット接続率です。アメリカにおいて、テレビというデバイスは番組を観るだけのものではなく、更にチャンネルからコンテンツを選択するというよりも、アプリで選択するという視聴環境にはとても驚きました。
 そして、それは日本では絶対に気付く事が出来なかったものであり、本当にアメリカに来てよかったと思っています。そして今は、その新たなコンテンツの見せ方、つまりコンテンツマーケティングに関しても勉強しています。

 トビタテの強み・シアトルでの学生団体設立 

 シアトルという都市には、トビタテ生が10人ほど滞在しており、おそらく全世界の中でもトビタテ生が特に多い地域だと思います。そのうちのトビタテ生、自分自身を含め5人で留学支援を行う団体として “Seattle Evangelist Association” を設立しました。おそらく、トビタテ生で立ち上げた初の留学支援団体だと思います。現在は、トビタテ生だけではなく、様々なバックグラウンドを持ったシアトル留学生約30人で運営しています。
 その活動の中で、自分自身のコンテンツマーケティングに関する勉強を元に、情報メディア “現地発信!シアトル留学情報局” を立ち上げ、留学に対して漠然とした興味はあるが目的とゴールを持っていない学生に対し、留学に対する目的を見つけることが出来る様な情報を提供しています。
 トビタテ等の奨学金情報も満載なので、ぜひ留学に少しでも興味がある方は、“現地発信!シアトル留学情報局”をチェックしてください!

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