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多摩キャンパス開催「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」第6期 中大トビタテ生 報告会・説明会_報告レポート

2017年05月31日

 2017年5月25日(木)、多摩キャンパス ヒルトップ2階・Gスクエアにて、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の報告会・説明会が実施されました。
 今回、報告者として登壇したのは2017年7月からトビタテ!留学JAPANの6期生として派遣される森 大地さん(商学部4年)と赤羽 響さん(法学部3年)です。
 まず国際センターからトビタテ!留学JAPANの制度及び学内応募方法について説明があり、その後、森さんと赤羽さんから留学計画作成や面接時のポイントが紹介されました。また、発表後に行われた質疑応答では、応募前に留学計画を先輩トビタテ生や先生に添削してもらったこと等を振り返りながら、応募を控えている学生たちの疑問に答えました。
 なお、7月には文部科学省にてトビタテ!留学JAPANの学生向け説明会が予定されており、他大学の学生と情報交換ができるよい機会として紹介されました。

 第8期 募集スケジュール(予定)
応募:2017年7月~9月
留学開始:2018年4月~10月
 第9期 募集スケジュール(予定)
応募:2017年12月~2018年2月
留学開始:2018年8月~2019年3月
※個人では応募できません。中央大学 国際センターを通してのみ、応募が可能です。
学内の応募受付期間を確認のうえ、申請してください。

第6期生 合格報告会

 森 大地(モリ ダイチ)さん/商学部4年
コース名:多様性人材コース
渡航地域:イギリスで採択されたが、オーストラリアもしくはカナダへ変更検討中
派遣期間:2017年7月3日~2018年3月23日
留学計画内容:【実践活動のみ】インターンシップでIFRS(国際財務報告基準)を学ぶ


 会計学科に在籍していることもあり、世界共通の会計基準IFRSをインターンシップで学び、国際的な会計プロフェッショナルとなって日本企業の円滑な海外進出を会計面から促すとともに国内でIFRSの普及に貢献することを目的としています。

私の留学計画作成のポイントを参考までにご紹介します。

■募集要項の読み込み
試験では問題をよく読まなければ何を回答すべきか分からないと思います。トビタテでも募集要項を読み込んで、求められる人物像を箇条書きに書き出しました。
■求められる人物像を満たす留学計画を作成
応募時には、「留学計画書」と「自由記述申請書」を記述しなくてはいけません。文章を書いているうちに方向がずれないよう一貫性を持たせながら、求められる人物像を満たすエピソードや計画を記入しました。
■審査官の記憶に残すため「具体性」を向上
審査官は数多くの書類に目を通します。自分の計画を印象付けるために、固有名詞、数字を交えて説明しました。例えば、「以前より留学者数が増えた」より「00年前に比べ、留学者数が00%増加した」の方が、皆さんも記憶に残ると思います。

 トビタテ事務局の方は、「熱意」が重要だと何度も言います。ただ、トビタテ生は、熱意はあるけれど計画性が弱いとも言われていたので、計画を練ったうえで熱意をアピールするといいと思います。
 赤羽 響(アカハネ ヒビキ)さん/法学部3年
コース名:世界トップレベル大学等コース
渡航地域:南アフリカ共和国
派遣期間:2017年7月9日~2017年11月30日
留学計画内容:【留学】ケープタウン大学に認定留学、【実践活動】現地法律事務所でインターンシップ


 人権問題を社会的システムの観点から解決したい。この目標のために、アフリカ最大の移民人口を有するとも言われる南アフリカへ留学し、人権問題の解決法を見出そうとしています。
今回は、2次面接でアピールしたことを紹介します。
 留学計画のタイトルは「私が『みんなの知らない国』大使に! システム研究から学ぶ人権問題」。計画を説明するために面接官の方にお見せしたスライドでは、一目で計画が分かるよう「南アフリカで人権問題を研究する」と文字のみを表示。指摘したいことが色々ありますよね?と話をふり、なぜ南アフリカか、社会に還元できること、事前に研究している内容をアピールしました。また、私は地元で地域の魅力を発信するアンバサダーを務めているので、この経験を活かして南アフリカでは日本、帰国後は南アフリカについて伝えていけることも説明しました。
 面接をしていく中で大切だと思ったのは、自分のビジョンをほかの人に語れるパッションを持っているかどうかです。そのパッションがあることで面接官にも訴えかけられるし、周囲にも自分の活動を伝えていけると思います。
 世界トップレベル大学等コースである理由は、世界大学ランキングDevelopment Studies部門で上位に名を連ねるケープタウン大学で社会のシステムを研究するから。私は高校生の時にも留学経験がありますが、今回は大学の制度を利用するためTOEFLのスコアが必要でした。スコア獲得の秘訣は、とにかくテストの型に慣れること。過去問題を解き、スピーキングは英語が話せる友人と練習をしました。

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