05 REPORT

【多摩・後楽園】2015年度タイ短期研修プログラム参加報告会

2016年07月11日

2016年6月29日(水)、多摩キャンパスでの報告会の様子

↑多摩キャンパスでの報告会の様子。左より網野悠介さん(総政2)、浅羽正太さん(法2)、田邉ちひろさん(文3)、佐藤真子さん(法4)。

2016年7月1日(金)、後楽園キャンパスでの報告会の様子

↑後楽園キャンパスで報告する池田木綿奈さん(理2)。

 全学的な国際協力入門の研修として、2016年2月に第1回目となるタイ短期研修プログラムが実施されました。同プログラムは国際協力の現場やスラムにおけるNGOの活動、児童保護施設での交流等を通じ、異文化理解と社会的弱者への支援等について理解を深めることを目的としたものです。このプログラムの参加報告会が2016年6月29日(水)に多摩キャンパスで、また2016年7月1日(金)には後楽園キャンパスで実施されました。報告会にはプログラムに参加した13名の学生のうち5名が代表して発表。各会場にはタイや国際協力に興味がある学生たちが集まったほか、多摩キャンパスでの報告会にはタイの法曹分野で積極的に交流を続ける中央大学常任理事・法務研究科教授 大村雅彦も駆けつけました。

 報告会の冒頭では、学生を引率した国際センターのプログラムコーディネーター 小川正純より、挨拶と共にプログラムの趣旨が説明されました。また、同じく国際センターのプログラムコーディネーター 河本梨絵からは、タイやプログラムのスケジュールについて概要が説明され、参加者の半数が海外初渡航だったことや事前研修で自分の名前をタイ語で書く練習をしたエピソード等も紹介されました。

 続いて行われたプログラム参加報告では学生たちが訪問先と体験内容を発表し、「タマサート大学の学生たちとの交流では、彼らの英語スキルの高さに驚きました」、「アジア太平洋障害者センターにおけるワークショップでは、グループに分かれてスカーフで口をふさぎ、話ができない状態で共同作業により新聞紙を使ってタワーを作りました。このグループワークで障がい者の人たちが他の人とコミュニケーションをとることや社会生活をすることの難しさを、身をもって理解することができました」、「親に虐待されるなどして心に傷を負った子どもたちとの交流では、子どもたちを元気づけようと思っていましたが、逆にこちらが元気をもらい自分の視野の狭さを実感させられました」など、それぞれ感想を述べました。
 学生たちは旅行では得られない体験を通じ、今、自分に何ができるか、将来に備えて大学で何をすべきか考える機会になったようです。

 本プログラムは、2017年2月渡航予定で第2回の実施が予定されています。

【2016年度 募集日程予定】
募集説明会:2016年9~10月 随時
募集要項配布:2016年9月下旬
募集期間:2016年9月下旬~10月中旬
現地研修期間:2017年2月14日(火)~25日(土)11泊12日
※上記予定は変更される場合があります。詳細が決定次第、大学HPへ掲載します。
 
→ アジア太平洋障害者センターにて、
  新聞紙のタワーが完成した時の様子。
↑多摩キャンパスの報告会。

↑多摩キャンパスの報告会。

↑後楽園キャンパスの報告会。

↑後楽園キャンパスの報告会。

前へ

次へ