05 REPORT

商学部斎藤正武ゼミ生がタイ・サイエンスハイスクール・チョンブリ校でプログラミング授業を実施

2016年11月30日

タイの生徒に歓迎を受け入場するゼミ生

タイの生徒に歓迎を受け入場するゼミ生

 2016年9月12日(月)、中央大学商学部斎藤正武ゼミの3年生13名が、プリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクール・チョンブリ校を訪問し、中学3年生・高校1年生の生徒にプログラミング授業を行いました。
 この取り組みは中央大学とタイ国プリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクールとの交流を発展させるために行われているもので、昨年に続き第2回目となる今回も、タイらしい歓待を受け、日本とタイの橋渡しとなる素晴らしい訪問となりました。

 中央大学商学部斎藤正武ゼミでは、「プログラミング教育が論理的思考能力(ロジカル・シンキング)向上に役立つこと」を研究課題として、研究を行っています。
 中央大学とプリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクールとは、本学、国際協力機構(JICA)タイ事務所、タイ教育省の3者で覚書を締結し、本学の学生等を青年海外協力隊員(職種:コンピュータ技術)としてパトゥムタニー校に派遣する連携プログラムを実施している関係にあります。この連携プログラムにより、現在経済学部4年生の雨宮泰然さんが同校に派遣されています。また、今回訪れたプリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクール・チョンブリ校には、中央大学卒業生の原 夏樹さんが青年海外協力隊員(職種:コンピュータ技術)として派遣されております。
教えるのにも熱が入る

教えるのにも熱が入る

 今回のゼミ生たちによる授業は、提携する海外教育機関の学生に中央大学の学生が教えるという新しい交流の形であり、タイの同校の先生・職員の方からも評価され、両者大変すばらしい機会を共有できました。
 教えたプログラミングは、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したビジュアルプログラミング言語の「スクラッチ(Scratch)」で 各々で考えたシナリオでゲームを作成するという内容です。2クラスに分かれて、中学3年生、高校1年生の8クラス計160名の生徒に授業を行いました。

教室にて


 
 参加した斎藤正武ゼミの学生は、「英語でタイ人にプログラミングを教えるという初めての経験で、あらためて自分の英語の能力の無さを思い知りました。実際はジェスチャーで教える部分がありましたが、コミュニケーションが出来て大変満足でした。熱意があれば、(言葉が無くても)伝わると思いました」と話していました。

 このイベントは、中大とプリンセス・チュラポーン・サイエンスハイスクールとの恒例イベントになっており、来年は雨宮泰然さんが派遣されているパトゥムタニー校を訪問する予定です。
中大の歓迎式典

中大の歓迎式典

SHSチョンブリ校の教員と斎藤正武ゼミ生一同で

SHSチョンブリ校の教員と斎藤正武ゼミ生一同で

雨のため、SHSチョンブリ校校長室にて記念撮影

雨のため、SHSチョンブリ校校長室にて記念撮影

斎藤正武ゼミ生、ユニフォームを来て生徒と一緒に記念撮影

斎藤正武ゼミ生、ユニフォームを来て生徒と一緒に記念撮影

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