05 REPORT

【第8回IW実施報告】イベント「メキシカン・プロレス『ルチャ・リブレ』」

2017年01月10日

インターナショナル・ウィーク
第8回 メキシコ
 メキシコの大衆文化を知るうえで、欠かせない項目のひとつがプロレスです。プロレスの本場はメキシコであり、国民たちから絶大な人気を誇ります。スペイン語では『ルチャ・リブレ』と言い、これは「自由な戦い」を意味します。覆面マスクを身に付け、華麗なパフォーマンスを繰り広げるのが特徴です。海外から訪れる観光客たちからはメキシコ観光の目玉として注目されるだけでなく、各国のプロレスラーが修行に訪れる場でもあります。
 インターナショナル・ウィークではメキシコへの文化理解を深めるために、日本でこのスタイルを実践している団体『SECRET BASE』を招き、アクロバティックな技とメキシコでの体験談を披露していただきました。

『ルチャ・リブレ』実施当日の2016年11月29日(火)には、多摩キャンパス セントラルプラザに特設リングを設置。多くの学生が観戦できるよう、昼休みの時間に『ルチャ・リブレ』が実演されました。
 試合には『SECRET BASE』より代表・清水基嗣 選手、ベアー福田 選手、アミーゴ鈴木 選手、南野タケシ 選手、宇宙銀河整備士ポール 選手、服部健太 選手が参戦。迫力ある試合を繰り広げた後、清水選手たちよりメキシコでの修業経験に基づく講演と学生参加型のトレーニングがリング上で行われました。講演ではメキシコにおける『ルチャ・リブレ』の立ち位置について、「貧富の差が激しいメキシコにおいて、体ひとつで戦える『ルチャ・リブレ』はチャンスが広がる世界。そこには、メキシカン・ドリームがある」と説明。「海外に行くことがあったら、恐れずに現地の文化に挑戦してみて欲しい」と学生たちに呼びかけました。




スナックを摘まみながら
観戦するという
現地スタイルに倣い、
メキシコ料理「トルタ」風の
バーガーが販売された。
実況アナウンスは、アナウンス研究会が担当。
会場いっぱいに詰めかけた来場者たちに、臨場感ある解説が届けられた。




学生たちが『ルチャ・リブレ』の
トレーニングを体験。
大勢の学生が参加し、
リング上はいっぱいに!

前へ

次へ