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多摩キャンパス開催 第3回『TOEIC®1DAYセミナー』実施レポート

2017年08月01日

 本学では学生たちの語学力向上をサポートするため、春・秋学期中や夏季・冬季休暇中に、全学部生・大学院生を対象とした短期集中型の語学講座やセミナーを多数、開講しています。
 2017年7月14日(金)には、学生からの要望が高いテーマに焦点を当てレクチャーする『TOEIC®1DAYセミナー』が開催されました。
 担当講師は『TOEIC®講座』プログラムを作成・監修する商学部講師 野村菜月です。TOEICに精通し、自身も公開テストで満点を26回取得しています(2017年7月現在)。
 第3回目となる当日は、リーディングセクションのストラテジー(攻略方法)をテーマに、リーディングセクションの概要説明や時間配分のアドバイスのほか、実際に問題を解きながら問題の種類や文の構造、解き方などが解説されました。参加学生たちのTOEICに対する関心は高く、コツや注意点などが説明されるたび真剣な表情で耳を傾け、書き留めていました。セミナー終了後には個別に相談を希望する学生たちが商学部講師 野村のもとに集まり、勉強方法や参考教材、目標にすべき点数などを熱心に質問。学生たちの意気込みが感じられるセミナーとなりました。
 『TOEIC®1DAYセミナー』はこれまでも多摩キャンパスや後楽園キャンパスにて開催しており、参加学生からは「TOEICについてまったく知らなかったが、将来、就職のためにも必要だと思った」「やる気と焦りを感じた。計画を立ててスコアを取りたい」「新形式に関する疑問点が解消できた」など様々な声が上がっています。
 本セミナーは、年5回の開催を予定しています。C-plusや本学公式Webサイト「国際連携・留学」新着ニュース等で告知されるので、積極的にご参加ください。


 当日の講座内容を一部、ご紹介します。

第3回『TOEIC®1DAYセミナー』TOEIC®Reading 攻略法


●スコアアップに語彙力は必須。学校英語と異なるので注意!
学校で習う英語とTOEICの語彙は異なります。TOEICにはオフィス英語、生活英語が使用されるので、TOEICに対応した単語帳を使って勉強するのがお勧めです。無計画に取り組むのではなく、1年程度集中して勉強すると効率的です。

●文法は意外と簡単。中学、高校英語で対応可能
実用的な英語を出題するため複雑な文法は使用されず、文法の種類も実は多くありません。中学・高校の受験用文法でもリーディングセクションに対応できます。TOEIC対策用の文法教材に目を通してもいいでしょう。

●模試問題集でスピードと持久力を強化する
TOEICが新形式に代わり、問題のバリエーションが追加されました。語数が増え、読む量が増えています。2時間で200問が出題される形式は変わっていないため、以前より一層、スピードと持久力が要求されます。模試問題でテストに慣れておく必要があります。

●700点台が目標ならば、全問解答を目指さない
TOEICは易しい問題でも難しい問題でも、得点は同じです。自分が解答できる問題を選んで解きましょう。TOEICでは、すべてをマークすることが推奨されています。分からない問題は固執せず、いずれかにマークをして次に進んでください。

●リーディング問題の解答順序、時間配分は自分なりに工夫すること
全問解答できるスピードがある人の中には、「脳が疲れすぎないうちに」と、一番難しいPart7のトリプルパッセージから解く人もいますが、700点台が目標ならば、Part5、6、7と前から順に解き、トリプルパッセージは解答できそうな問題を選んで数問解くことを目標にするほうが現実的です。

TOEIC®リーディングセクション 時間配分の目安 700点用

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