05 REPORT

商学部 斎藤正武ゼミ生がタイ王国のサイエンスハイスクール・パトゥムターニ校で、プログラミング授業を実施

2017年09月21日

↑楽しみながら教えるゼミ生たち

↑教えるのにも熱が入る

 2017年9月14日(木)、中央大学商学部・斎藤正武ゼミの3年生15名が、プリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール・パトゥムターニ校を訪問し、中学3年生・高校2年生の生徒にプログラミング授業を行いました。今年度は、昨年一昨年のプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール・チョンブリ校に続き3度目の訪問で、日本とタイの橋渡しとなる素晴らしい交流となりました。

 本訪問は、国際協力機構(JICA)・タイ教育省を通じて中央大学がプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクールに学生等を青年海外協力隊員として派遣する連携プログラムの関係で実現したものです。現在、中央大学経済学部4年の雨宮泰然さんがパトゥムターニ校にコンピュータ講師として派遣されています。今回は、派遣先のパトゥムターニ校で本学商学部の学生たちが、タイの生徒にプログラミングを教えるという新しい交流が実現できました。

 訪問当日は、パトゥムターニ校の校長らに歓待を受けて、午前2コマ午後4コマ、2クラスに分け授業が行われました。指導したプログラミングは、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したビジュアルプログラミング言語の「スクラッチ(Scratch)」で、各々で考えたシナリオでゲームを作成するという内容でした。

↑スライドに映し出された日本語による歓迎文

 最初の授業で、パソコンが動かないというネットワークのトラブルがあったものの、雨宮さんやパトゥムターニ校の教員らのサポートによって、大変充実した授業となりました。斎藤正武ゼミの学生が、片言の英語に手振り身振りを交えて一生懸命教える姿も印象的でした。また、日本語を学んでいる生徒が多く、歓迎式ではタイの生徒が日本語でのスピーチをしてくれるサプライズもありました。

 このイベントは、本学とプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクールとの恒例イベントになっており、来年は本学の別団体に広げる考えです。

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