05 REPORT

【国際経営学部】教えて先輩 ! How to"Go Global" ~座談会を実施

2019年05月29日

▲自身の体験談を語る3人の先輩  

 2019年5月16日(木)、多摩キャンパス、Cスクエア中ホールにて、国際経営学部による座談会イベント「教えて先輩!How to "Go Global"」が開催されました。
 この座談会イベントは、新学部の国際経営学部には先輩がいないため、海外活動経験のある他学部の先輩学生による「グローバル体験」をテーマとした話を1年生の参考にしてもらいたいと企画されました。

 昼休み前の忙しい時間帯にもかかわらず、留学や海外活動に関心のある学生が多数参加。登壇した先輩学生の話に熱心に耳を傾けていました。
 登壇した3名の先輩学生は、在学中やこれから行いたい活動、国内にいながら語学力を磨く秘訣、海外に出た際の心構え、など、自分自身の体験について、失敗したこと・心掛けていること等を熱く語りました。学部こそ違いますが、グローバル人を目指す中央大学の先輩からグローバルな活動をするためのヒントを聞くことができ、新しい価値観を学ぶとともに、語学力向上や授業に取り組む際のモチベーションにつなげることができたようです。また、自分から行動することや人とつながることの大切さやおもしろさを知り、学生が行動を起こすきっかけ作りのヒントにもなったようです。

 また後半には、登壇した先輩と個別相談の時間が設けられました。興味をもった先輩に、直接、質問や相談をして交流できたことは、これからの大学生活やさまざまな活動をするうえで大いに参考になったようです。

 学部には先輩がいませんが、学部を一歩出れば学内にはお手本となる先輩がたくさんいる、相談できる先輩がいるという安心感が、国際経営学部の1年生に生まれたイベントとなりました。
 

 登壇した先輩たちの言葉

大学内にいながら苦手な英語を克服! 身に付けた英語力を海外ボランティアで活かす

戸田  有哉さん(文学部人文社会学科英語文学専攻 4年)
 
 苦手な英語を克服したくて、外国人向けの観光ガイド、ESSの活動や授業等、学内でできることをやってきました。外国人と楽しそうに話す先輩のようになりたい一心で、英語漬けの毎日を過ごし、苦手を克服! ひとりで日本語のないカンボジアの山奥の村に行き、他国からの仲間と英語でコミュニケーションしながらボランティア活動できるまでに成長できました。現地では「郷に入れば郷に従え」をモットーに過ごすことで現地に行かないと分からない貴重な経験ができたり、相手を受け入れることの大切さも学びました。
 

休学して世界約30カ国を周遊。在学中に学生団体の運営を目指す

説田  康宏さん(商学部経営学科3年)
 
 1年間休学をして世界約30か国の旅に出ました。世界各地で人と出会い、その人々の生き方や価値観に触れ、多様な生き方を学んできました。帰国後に、精一杯、自分の可能性を確かめようと、学生コミュニティを立ち上げました。サークル・部活、学内の団体、ゼミ、バイト等の垣根を超えた、多様性のある居場所を目指しています。その活動や個々の経験を後輩につなげられる「令和を代表できる」学生団体に成長させたいとも思っています。「GIVE&GIVE」=無償で見返りを求めないことを信念に、スキルを与えられる人になりたいです。
 

Gスクエアや国際交流サークルで語学力を磨き、国連でのインターンシップで課題を見つける

張 逸敏さん(法学部国際企業関係法学科3年)
 
 大学のサークルやGスクエアを積極的に利用して、外国人留学生との交流しながら英語力を身に付けました。相手の考えを知り、自分の与えられることを考えて付き合うと、留学生とさらに仲良くなれます。そして学部のプログラムに参加してスイスの国連事務所でインターンシップを経験。国連職員の人柄や働く姿に刺激を受けました。自分のテーマや将来の自分を見つめるとともに、社会貢献の素晴らしさを知りました。知識と能力を高めることに加え、語学力にも磨きをかけ、社会に貢献できる人材を目指して頑張っています。
 

 先輩学生との交流相談の様子

 座談会イベントの最後には、登壇した3人の先輩に個別に相談できる場が設けられました。参加した1年生たちは、それぞれ興味を持った先輩に直に相談したり、アドバイスを求めるなどしていました。

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