05 REPORT

春のフェアトレードフェアを実施しました

2019年06月03日

 2019年5月20日(月)~5月24日(金)、多摩キャンパス 生協店舗内特設スペースにて「春のフェアトレードフェア」が開催されました。春と秋の年2回、中央大学フェアトレード委員会FACT(FLP国際協力プログラム推奨団体)と生協のコラボレーションによる企画です。
 会場では、多くの学生や教職員が足を止め、商品を手に取っていました。FACTのメンバーはフェアトレードの周知活動の一環として、フェアトレードの仕組みや国際認証ラベルが付いた商品、専門ブランド等について説明しながら商品を販売しました。商品の生産地などについて質問するお客さんも多く、メンバーの皆さんは資料を見ながら丁寧に説明していました。
 
 2008年以降、毎年、生協フェアの企画を継続してきた成果もあり、学内でのフェアトレード商品の認知度が高まりをみせています。このイベントを毎回楽しみにしていると訪れた学生や教職員の方もいました。

 また今回は、手づくりの皮革製品や布製品、日用雑貨等の一部をセール価格で販売したこともあり、気軽に商品を試せる良い機会だと好評を得ていました。しかし一方で、人気の高いお菓子やスリランカのカレーペースト等が初日に完売し、追加発注して店頭に並べるという、うれしい失敗もありました。メンバーたちは、このことを分析し、喜ばれる企画の開催に向けたいと、意気込みをみせていました。

 

フェアトレード商品の継続購入が、身近な”国際協力”につながります

 フェアトレードとは、途上国の生産者が作った商品を適正な価格で取引する「公正な貿易」のことです。
 
 買い手である私たちがフェアトレード商品を継続して購入すれば、途上国の貧しい生産者や労働者の生活が向上します。私たちも良質な商品を安定して手にしながら、途上国を支援できるのです。

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