多摩キャンパスヒルトップ2階にある異文化交流ラウンジ『Gスクエア』では、日本の文化を体験・体感するイベント「Japan DAY」を定期的に開催しています。2019年10月10日（木）は、書道をテーマにした「Japan DAY」が開催されました。中央大学で学ぶ外国人留学生のほか、サポート役として国際交流に興味があったり書道経験のある日本人学生が多数参加しました。
紹介動画を見ながら、書道とは何か、基本となる筆の持ち方、文字の書き方などを学んだのち、筆を持ち半紙に向かいました。まずは全員で新しい元号「令和」に挑戦。日本人学生のお手本を見ながら、一筆ずつ丁寧に書き進めていました。さらに、好きな漢字や言葉、熟語などをスマートフォンで調べて書き写したり、自分の名前の漢字を日本人学生に考えてもらい半紙に向かう留学生もいました。
それぞれが楽しみながら、一生懸命書きあげた作品はとても個性豊か。参加した留学生、日本人学生の皆さん共に、日本の文化体験を通じて、筆と半紙に向き合い、心を静めて真剣に取り組むという日本の精神文化も学ぶことができたようです。また、書道を通じて留学生と日本人の交流を深めるきっかけにもなりました。
～留学生からのひとこと～
Nadege Mayaki（ナデージュ・マヤキ）さん 総合政策学部
パリ・デカルト大学（フランス）から留学中（2019年9月～2020年8月）
書道を初めて挑戦しました。とてもおもしろかったです。丁寧に教えてもらいながら、自分の名前を漢字で書くことができてうれしかったです。
中央大学には9月から1年間の予定で留学しています。2年前に日本の大学に留学したお姉さんから日本の良いところをたくさん聞きました。そして姉の影響もあり、フランスの大学で週2回日本語を勉強するようになりました。でも、まだ上手に日本語を話すことができないので、日本で勉強することが一番の上達になると考えて留学を決めました。留学中に日本語と日本の文化を一生懸命勉強したいです。Gスクエアで日本人学生と友だちができたので、日本語をたくさん教わりたいです。
