05 REPORT

新しい留学プログラム~ISEP(アイセップ)の留学説明会を実施

2020年02月07日

 2020年1月7日(火)、1月8日(水)、ISEP(アイセップ)留学説明会を多摩キャンパス2号館マルチメディア教室で実施しました。後楽園キャンパス・市ヶ谷キャンパスは、会場となった多摩キャンパスとテレビ中継を通じての参加となりました。初日は教員や各学部の留学担当職員、2日目は留学を希望する多数の学生が参加しました。
 
 この留学説明会では、ISEP大学関係マネージャー(University Relation Manager)のチエロ アンソニー エドワード(CIERO Anthony Edward)氏に登壇いただき、ISEPの組織について、派遣のしくみ、プランの説明・選び方、派遣基準、スケジュール、現地での留学生活、帰国後のネットワークについてなど、説明していただきました。チエロ氏は日本で留学の経験があり、ご自身の留学経験も交えながら日本語で話していただきました。

ISEP(アイセップ)とは

▲講師を務めたチエロ アンソニー エドワード氏

 中央大学では、ISEP(International Student Exchange Program、本部:米国ワシントンDC)への加盟の準備を進めています。ISEPは、世界各国の加盟校間で学生交換留学を推進する全世界的なコンソーシアム(大学連合組織)です。その規模は世界最大級で、56カ国、343大学以上の高等教育機関のネットワークを持っています。

 ISEPでは、ISEP ExchangeおよびISEP Directというようなプログラムを提供し、世界中で60,000人以上の学生がISEPを通して留学しています。留学先は、ISEP加盟校の中から自分の行きたい大学を探して応募します。選考にあたっては、TOEICやIELTS等の英語の学力は基準のひとつですが、英語圏以外への留学の場合、履修に必要な語学を学ぶカリキュラムが留学先の大学で用意されるため、語学力に不安があっても安心です。

▲挨拶を述べる中央大学副学長/国際センター所長 白井宏

▲1日目:ISEPのホームページをじっくりと閲覧

▲2日目:説明を真剣に聞く学生の皆さん

▲早房夏乃葉さん(法学部1年)

 説明会終了後には質疑応答の時間が設けられ、教職員対象の1日目には、留学担当職員より選考方法やスケジュールなど具体的な質問が多数寄せられていました。学生を対象とした2日目は、チエロ氏に直接質問をしたいという学生が残り、時間を延長して多くの学生が質問していました。

 説明会に参加した早房夏乃葉さん(法学部1年)は、「交換留学にも応募していますが、希望するデンマークは人気が高いために交換留学が合格できるか心配です。大学に入学してから留学の準備もしてきたので、ISEPが導入されたら留学のチャンスが増えるのでうれしいです」と、ISEPの留学システムや本学の加盟に大変期待を寄せています。
 

 中央大学ではこれまで、海外協定校への交換・認定留学を中心に学生の留学をサポートしてきました。従来の交換・認定留学に加えて、ISEPへの加盟が実現すれば、より多くの学生に留学のチャンスが増えるだけでなく、より学生の希望に近い留学ができるようになるため、早急に準備を進めています。

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