05 REPORT

中央大学にて、タマサート大学、マレーシア工科大学、香港城市大学と合同学生ポスター研究発表会を開催(文学部英語文学文化専攻)

2020年03月04日

 2020年1月8日(水)、タマサート大学(タイ、Thammasat)、マレーシア工科大学(UTM)、香港城市大学(City UHK)と中央大学による合同学生ポスター研究発表会と特別授業が多摩キャンパス・ヒルトップ2階Gスクエア、3号館3352教室にて、開催されました。

▲2部入替制で実施されたポスター発表会の様子

 中央大学文学部英語文学文化専攻では、言語学、外国語習得などを専門とする若林 茂則教授、平川 眞規子教授、ジョン・マシューズ教授の指導のもと、学部生・大学院生が言語習得に関する研究活動を行っています。
 このたび来訪された3大学とは、2015年より研究交流を持ち、2015・2017年にはタマサート大学で、2016・2018年にはUTM、2016年には中央大学にて、今回と同様の合同学生ポスター研究発表会を実施してきました。今回、中央大学で開催の合同研究発表会には、3校から3名の教授と大学院生ら12名が来訪されました。

 発表会に先立ち、3号館3352教室にて特別授業が行われました。若林教授より、この合同学生ポスター研究発表会の開催説明に続いて、文学部学部長 宇佐美毅が英語で挨拶をしました。タマサート大学のDr. Supong Tangkiensirisin、マレーシア工科大学のDr. Abdul Halim Bin Abdul Raof AB、香港城市大学からは大学院生のMs. HE Mosiより、合同発表会開催についてのご挨拶がありました。
 続いて、タマサート大学Language Institute(言語研究所)のAssistant Professor, Dr. Kittitouch Soontornwipastによる特別授業「Teaching English Grammar Communicatively」が行われました。わかりやすいパワーポイントが活用された講義を学生たちは熱心に聞き入っていました。講義後には質疑応答の時間が設けられ、学生からの質問にも丁寧に応えていただきました。

▲特別授業の様子

 その後はGスクエアに場所を移動し、4大学の学生・大学院生による合同ポスター研究発表会が行われました。発表会では、第二言語としての英語学習などをテーマに各々が1年間研究をしてきた成果をまとめたポスターを展示しました。3大学からは8人のほか、中央大学からは43組60人が2部に分かれて展示発表し、活発に意見を交換していました。学生たちは、英語で意見交換をすることができたりと、教授から個別にアドバイスをいただくことができたり、大変良い機会となったようです。
 
 タマサート大学と中央大学は1985年に協定を締結し、2014年12月には本学海外拠点「中央大学・タマサート大学コラボレーションセンター」がタマサート大学タープラチャン・キャンパスに設置されています。また、香港城市大学とは2013年に、マレーシア工科大学とは2014年に、それぞれ協定を締結しています。各大学とは、研究交流、学生交流、交換留学等、さまざまな機会を利用して、今後も活発な交流を続けていく予定です。

特別授業の様子

▲特別講義をするAssist. Prof. Dr. Kittitouch Soontornwipast

▲中央大学の学生たちは日頃の成果を発揮して英語で質問

▲Dr. Supong Tangkiensirisin(Thammasat)
からご挨拶

▲Dr. Abdul Halim Bin Abdul Raof AB(UTM)と文学部学部長 宇佐美 毅(右)。ご挨拶の後に

▲Ms.He Mosi(City UHK)からご挨拶(左)

▲集合写真をクリックすると拡大します。 Click the picture to enlarge.

合同学生ポスター研究発表会の様子

3大学によるキャンパスツアーの様子と合同学生ポスター研究発表会に参加した皆さんの集合写真

▼以下の写真をクリックすると拡大します。 Click the pictures to enlarge.

▲(写真前列左より : right to left)平川教授、Dr. Abdul Halim Bin Abdul Raof AB(UTM)、若林教授、
Dr. Supong Tangkiensirisin(Thammasat)、Dr. Kittitouch Soontornwipast(Thammasat)、マシューズ教授

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