05 REPORT

リトルチャイナ in Gスクエア

2022年02月09日

コロナ禍、初となるGスクエアの対面イベントが開催されました

[取材日:11月17日]

 2021年11月17日(水)、多摩キャンパスヒルトップ2階にある異文化交流ラウンジ「Gスクエア」にて、「リトルチャイナ in Gスクエア」が開催されました。
 新型コロナウィルスの感染拡大が始まった2020年春以降、たびたびの緊急事態宣言や感染防止対策のために本学のキャンパスは入構を制限されていたため、これまでGスクエアのイベントはオンラインのみで実施されていました。今回のイベントは約2年ぶりとなり、コロナ禍で初めての対面イベントとなりました。開始前には、Gスクエアのスタッフの皆さんが感染防止対策に努め、座席の間隔を広げたり、テーブルや椅子をアルコール消毒するなどして、開催準備を進めていました。
 「リトルチャイナ in Gスクエア」でプレゼンターを担当したのは、中国からの学部留学生、張亦弛(チョウエキチ)さんです。事前に準備してきた映像や画像と合わせて中国の観光地や歴史を紹介したほか、クイズ形式で文化や言語、大学生事情、食事などを紹介しました。
 オンラインのみで授業を受けている学生や入国できていない留学生も多いため、参加した学生は少人数でしたが、中には中国への留学を希望していたり、第二外国語で中国語を履修している人もいて、興味津々の様子でプレゼンテーションを楽しんでいました。また、Gスクエアのスタッフの中には、今回が初めての対面式イベントとなる学生もいて、緊張した面持ちで司会や進行を務めていました。

    Gスクエアでは、コロナ禍の状況に柔軟に対応しながらイベントを検討し、少しずつ対面イベントを増やしていくようです。また、学生による外国語自主学習グループ『Language Lab』(ランラボ)を開講しています。会話を通じて日本人学生は外国語を、留学生は日本語を学習しています。 詳しくは、GスクエアのSNSでご確認ください。
 

◀▲中国は広大な国のため、世界遺産や名所がたくさんあります

◀▲クイズ形式で流行や国民の気質、文化を紹介しました

留学生からのひとこと

中国からの留学生 張亦弛(チョウエキチ)さん  経済学部国際経済学科3年

 学部の友だちに誘われて、このイベントのプレゼンターを担当しました。
 私は日本人学生と同じように4年間在籍して学んでいる学部留学生です。中央大学に留学したばかりの頃は、自分の日本語力が低くて大学を楽しむことが難しかったのですが、ESSに入部したり、他大学の友人と国際交流サークルを立ち上げて活動するうちに友人が増えていきました。今では友達が私の支えとなっています。Gスクエアやサークルは外国人留学生の間のつながる場所でプラットホームのような場所です。
 今日はプレゼンテーションのために、動画や画像を集めてPPTを作って披露しました。皆さんに私の国を紹介できてうれしいです。まだコロナ禍で思うような活動はできないけれど、これからも頑張っていきたいです。
▶流暢な日本語でプレゼンテーションをする張さん

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