05 REPORT

卒業生の 飯塚翔太さん(陸上選手)が後輩たちに講演
~オリンピックメダリストが実践してきた ”心身の整え方”

2023年07月14日

 2023年6月21日(水)2限、多摩キャンパス FOREST GATEWAY CHUO3階ホールにおいて、「【アスリートによる講演会】~オリンピックメダリストが実践してきた心身の整え方 モチベーション維持の方法について~」が学生相談室の主催で開催されました。
 講師として、本学卒業生(2014年法学部卒)で、陸上競技(短距離)オリンピックメダリストの飯塚翔太選手が登壇しました。会場には、運動部員のみならず、多くの在学生が集まりました。

 ▲「このような講演会で後輩たちに話すのは初めてなので、とても緊張します」と、
   飯塚翔太選手

 飯塚選手は在学中の2010年に世界ジュニア陸上1位を獲得し、その後も、オリンピックに3回、世界陸上に4回出場するなど、数々の大会で日本代表として長い期間にわたり活躍しています。リオデジャネイロ五輪の陸上4×100mリレーでは銀メダルを獲得したメダリストです。現在も、5度目の世界選手権、そして4大会連続の五輪代表を目指して邁進しています。
 講演会のテーマは『オリンピックメダリストが実践してきた心身の整え方 モチベーション維持の方法について』。トレーニングのみならず日常生活でも日々実践しているという「心の整え方」について、具体例を用いながら後輩の学生たちに向けて紹介しました。講演会の後半では、中央大学法学部准教授 村井 剛と対談形式で、講演会の内容を振り返りながら、飯塚選手から学生たちに役立つアドバイスを述べていただきました。

 講演会の様子は、以下からご覧いただけます。

▲飯塚選手の代表的な試合をご本人に解説していただきながら視聴

▲モバイルPC等でメモを取りながら真剣な様子で参加する学生もいました

▲心と体は一心同体で繋がっていることを実際に体感してみる

▲「〇〇だけど、良かった」と物事をプラスに変換して、常にするポジティブシンキングを意識しよう

▲「無敵になる」とは、自分が強くて敵がいないという状態ではなく、攻撃を受けない人になることが重要!

▲鳥居 伸好 副学長・学生相談室長による開会の挨拶

▲法学部 村井剛准教授と対談

▲村井准教授は文学部「運動と心理」を担当

▲学生からの質疑応答の様子

▲運動部所属学生から質問

▲講演のお礼と誕生日祝いを兼ねてチュー王子から花束贈呈

講演会終了後、「HAKUMON Chuo」学生記者が報道関係者と共に飯塚選手を取材しました

 講演会終了後、新聞社、陸上専門誌等の記者らと共に、「HAKUMON Chuo」の学生記者が飯塚選手にインタビュー取材を行いました。世界陸上、パリ五輪に向けてどのような練習を行っているか等、今後の展望について、飯塚選手は丁寧に答えていました。
 学生記者の皆さんが取材した講演会やインタビューの様子は、後日公開される「HAKUMON Chuo」のWeb版と広報誌秋冬号に掲載予定です。

飯塚 翔太(いいづか しょうた)選手 ◇ プロフィール

中央大学法学部 2014年卒業
競技種目:陸上短距離(ミズノ株式会社所属)

1991年生まれ、静岡県出身。小学3年生の頃に陸上競技と出会い、中学生時代には全国大会で優勝。
高校3年(2009年)、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)200m、国民体育大会100mで優勝。
■2010年:中央大学法学部入学
 
2010年 - 日本人男子として初の世界ジュニア選手権200m 1位獲得。
 2012年 - ロンドン五輪、陸上男子4×100mリレー4位。
 2013年- 東アジア大会400mリレーにて日本学生記録を樹立。
■2014年:中央大学卒業後、ミズノ株式会社に所属
 2016年 - 日本選手権200m、20秒11の自己ベストを記録(日本歴代2位・当時)。
 2016年 - リオデジャネイロ五輪、陸上男子200mリレーで銀メダルを獲得(日本・アジア新記録)。
◆自己ベスト 100m:10.08(2017年6月 布勢スプリント)、200m:20.11(2016年6月 日本選手権)
◆主な代表歴
 オリンピック(20東京、16リオ、12ロンドン)
 世界選手権(22オレゴン、19ドーハ、17ロンドン、13モスクワ)、アジア大会(18ジャカルタ、14仁川)

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