05 REPORT

商学部×国際センター◇ボストン大学CELOP説明会が開催されました

2024年05月08日

 2024年4月18日(木)、商学部と国際センター共催による「ボストン大学CELOP(セロップ)留学説明会」が多摩キャンパス5号館内教室で開催され、商学部の学生を中心に、約30人の学生が参加しました。
 商学部では、1学期間にわたる留学制度で、単位認定のある「商学部留学プログラム」を実施しています。ボストン大学CELOP(アメリカ)は協力校のひとつで、『CELOP』とはボストン大学付属の英語学校(Center for English Language & Orientation Programs)です。 ※商学部以外の学生がCELOPの1学期間のプログラムに参加する場合には、休学留学となります。その場合、CELOPの申し込み等すべての手続きをご自身で行う必要がありますが、まずは国際センターにご相談ください。

ボストン大学CELOP留学プログラムの魅力を紹介しました

▲Ketan Gajria 氏がわかりやすい英語でCELOP留学プログラムを紹介

 留学説明会では、商学部教授 栗原文子(外国語教育)が開会の挨拶を行い、留学で学べることや成長できることなどを述べました。
 続いて、ボストン大学でCELOPの事業展開を担当している Ketan Gajria 氏(Associate Director, Buisiness Development, CELOP)に登壇いただき、CELOP留学について、学べること、プランの説明、時間割、現地での留学生活・寮での暮らし方、ボストン大学の紹介、大学のあるボストンの街並や観光等について、わかりやすい英語で丁寧に説明していただきました。

 ボストン大学(Boston University、通称BU)は、マサチューセッツ州ボストンにある私立大学です。CELOPでは、世界中からの留学生が英語力向上やアメリカ文化を知ることを目的に学んでいるそうです。英語はレベル別に行われ、ボストン大学内にある寮で生活をし、大学の施設を利用できるそうです。また歴史のあるボストン市街地に大学校舎が点在していたり、ボストン・レッドソックスの本拠地のフェンウェイパークがあるため、街歩きやメジャーリーグ観戦の観戦等、さまざまな過ごし方を楽しめるとのことです。

CELOP留学プログラムに参加した、臺 紗希さん(商4)にCELOP留学についてお聞きしました

▲CELOPでの生活、授業の様子等を紹介する臺 紗希さん

 続いて、2年次後期にCELOP留学プログラムに参加した、臺 紗希さん(うてな さき・商学部商業・貿易学科4年)がCELOP留学プログラムについて報告しました。留学先では、英語がレベル別での授業で行われるため、比較的スムーズに溶け込むことができたようです。寮生活、CELOPの魅力などについて語りました。さらに、説明会後にお聞きした留学体験談について、以下でご紹介します。

●留学をしようと思った理由とボストン大学CELOPを選んだ理由。
女子ラクロス部に入っており、部活を長く休まずに行ける留学をしたかったからです。CELOPを選んだのは、日本の教育はアメリカ英語で行われていることが多く、いろいろな英語がある中で、一番身近なアメリカ英語が理解しやすいと考えたからです。

●応募前にはどのような準備をしましたか?
勉強面に関してはTOEFL/TOEICの単語帳をひたすら覚えました。またリスニング対策としてNETFLIX、Youtube等で日常会話を学びました。

●CELOPの授業内容について
4技能の授業では、時事問題についてのエッセイを書くことが多かったです。そのために英語で時事問題のニュースを読んで情報収集をしていたので、自然と時事問題に関する英単語や知識が増えていきました。私は文章をずっと読むことが苦手なので、音声でニュースを聞くようにしていました。それがリスニングの練習にもなりました。また、選択科目の授業では、毎週のようにプレゼンテーションがあり、最初は本当に大変でした。しかし、このプレゼンテーションのおかげで人前で話すことに自信がつきました。留学前はスクリプトを丸暗記して、文の意味などを考えずにただ暗唱したり、ただスクリプトを読んでいる時もありました。しかし、その方法だと、誰も興味をもって私のプレゼンを聞いてくれないということが分かり、自分が話したいことを英語でどう表現できるか、自分の言葉でどのように伝えるかを考えて、プレゼンテーションを行うようにしました。この準備を通じていろいろな表現に出会ったり、新しい単語などを知ることができ、英語力がとても上がったと思います。

▲終了後には後輩たちから質問を受け、笑顔で答えていました

●留学生活を充実させるために工夫したことはありますか。
CELOPに行ったことで、時間の使い方は自分次第で大きく変わることを学びました。私は同じクラスの人よりもわからないことが多いと感じていたので、必ず2~3時間は自習をするようにしてました。わからないことは授業後に先生に何度も質問しました。そして、友だちと話すことが一番の英語のアウトプットの場になるのですが、私にはインプットの時間も必要だったので、その時間を毎日確保できていたのが英語力が伸びた一番の要因だと思います。友だちと遊ぶ時間も削りたくなかったので、朝は6時に起きて自習して、夜にまた自習するというサイクルで生活をしていました。今もこの時間の使い方で英語の勉強していて、毎日決まった時間を確保できているので、これからも続けていきたいです。


●留学中に特に印象に残っていること・良い思い出
留学中に仲良くなった子たちとニューヨーク旅行をしました。言語も文化も全然で違う人たちで行きましたが、とても楽しかったです。

●留学先で大変だったこと
アメリカに到着した初日は友だちもおらず、ネイティブの人たちが話している英語が聞き取れず大変でした。また、うどんが好きなのですが、日本では500円ほどで食べることができますが、アメリカでは安くても3000円もかかってしまうため我慢しました。

●帰国してスキルアップしたと思うこと、成長したと感じること
英語力だけでなく、考え方が柔軟になったと思います。CELOPで経験したことや世界各国からの留学生のいろいろな考え方に出会い、いろんな側面から物事を考えられるようになったと感じました。

●部活と留学を両立させる秘訣を教えてください。
1年間アメリカに留学した先輩がいたので、先輩にアメリカの生活についていろいろ聞きました。また、私はマネージャーなので技術面などで劣ってしまうことはないため、割り切って留学を楽しみました。

▲開会挨拶で商学部教授 栗原文子(左)からKetan Gajria 氏を紹介

▲説明会の終了後には多くの商学部生が質問をしていました

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