仲村 太智(長野県飯田風越高校)
ACS National Meeting(第二四八回アメリカ化学会秋期年会)
2014年8月10日-14日
モスコーニセンター(カリフォルニア州・アメリカ合衆国)
私はアメリカのサンフランシスコで開催された第248回アメリカ化学会秋期年会に参加しました。この学会はアメリカ全土とその他の国からさまざまな分野の化学者が集まり議論を行う学会です。私はポスター形式で研究発表を行いました。ポスター発表中はビールが無料で振る舞われ、発表者も質問者も飲みながらざっくばらんに議論する雰囲気でした。日本国内の学会ではお酒が提供されることはまずないので、日本とアメリカの文化の違いを感じました。私は国際学会への参加は3回目だったので緊張することなく発表が出来ました。しかし英語で質問を受けた時には日本語では答えることが出来るのに英語でどのように言えば良いか分からないことが何度かありました。その時は身ぶり手ぶりで何とか伝わりましたが、自身の英語を話す力が足りないことを痛感しました。しかしコミュニケーションはぎこちなくとも、私の研究に興味を持って聞いてくれてうれしかったです。更に幾つかアドバイスをいただき研究を深める良い機会となりました。またアメリカで研究されている日本人化学者の方が発表を聞きに来てくださった時に研究内容以外のことも話す機会がありました。海外での研究生活や就職活動、アメリカから見た日本についてなど色々と聞くことが出来とても興味深かったです。