05 REPORT

【Gスクエア 留学生コラム】Nicola(原籍大学:ジュネーブ大学/スイス)

2016年12月09日

 Gスクエアのスタッフたちが、本学に在籍中の交換留学生にインタビュー! 学生ならではの視点で、留学生たちや彼らの原籍大学、現地の様子をご紹介します。海外に興味がある、留学を検討中の学生の皆さん、必見です!
 なお、GスクエアのFacebookでは「留学生コラム」と題し、同記事を随時、配信しています。
 
 今回は、スイス出身の留学生、Nicolaさんをご紹介します。

Nicola Zanetti
中央大学 文学部
出身:スイス
在学校:ジュネーブ大学 文学部 (Geneva University, faculty of letters)

【留学生の紹介】
Q.ジュネーブ大学で何を勉強しているの?
 ジュネーブ大学では文学部に所属し、「中国と日本の関係」について勉強しています。1年生のときは縄文から近代までの歴史をひと通り勉強しました。2年生になると、より大きな変化が起こった「現代・近代」について勉強しました。その後、現在は「中国と日本の関係」について詳しく勉強しています!

Q.どうして日本と中国に興味を持ったの?
 14歳の時に日本語の発音を初めて聞き、優しい発音に魅かれました。特に「ペ
ラペラ」「キラキラ」などオノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語)が好きになりました。それをきっかけにスイスで日本語を独学で勉強していき、日本文化にも興味を持つようになりました。私は特に書道が好きで、初めて書道をした時に「光」という文字を書いたことを今でも覚えています。
 中国については、大学に入る前はあまり知りませんでしたが、大学で中国について勉強していくうちに中国の歴史・文化も好きになりました! 1年間は中国に留学をしていたので、中国語も少し話すことが出来ます。

スイスのお城のイベントでの写真

Q.何ヵ国語が話せるの?
 5ヵ国語が話せます! スイスはドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語が公用語です。私の住んでいた地域はイタリア語圏なので、日常会話はイタリア語でした。中学からは授業で英語とフランス語を勉強し、話せるようになりました。

仮装してるニコ

また、日本語は14歳から独学で勉強し、中国語は大学から勉強しています。 ちなみに大学があるジュネーブはフランス語圏なので、大学での日常会話はフランス語を使っています。





 

大好きな書道をやっている写真

Q.なぜ中央大学を選んだの?
中央大学では何を勉強しているの?

 ジュネーブ大学では留学先の大学を決める時にまず面接をします。その面接の際、留学して何をしたいかを相談し、大学から中央大学を紹介されました。私の場合、中国と日本の関係に力を入れているということで中央大学に決めました。実際に中央大学に来てから興味のある授業に出てみましたが、すべて日本語での授業で行われていたので、私には非常に難しかったです。
 また、大好きな書道の授業が文学部にあり、留学生ですが特別に受講させてもらっています。毎週書道を教えてもらえて非常に楽しい授業です!




 

中央大学で出来た友達と

Q.日本で楽しいこと・大変なことは?
 日本は色々な事が出来てとても楽しいです。スイスはとても小さい国なので、いつも同じような生活を送っていましたが、日本には刺激が沢山あります。特にGスクエアは色々な人と出会い、話すことが出来きるので私にとってとても楽しい場所です。ここでできた友達と一緒にカラオケや居酒屋に行くのも楽しいです!
 日本での大変なことは英語があまり通じない事です。しかし、日本語を話す事がとても好きなので、そこも楽しんで生活しています。日本語を普段から使うことが出来て、毎日とても楽しんでいます。ぜひ、日本語で話しかけてください!



【ジュネーブ大学について】
Q.ジュネーブ大学はどんな大学? また、学生の雰囲気は?
 ジュネーブ大学は、理学部・医学部・経済学社会科学部・法学部・プロテスタント神学部・教育心理学部・翻訳通訳学部・建築研究所の9つの学部があります。ジュネーブの町の中に各学部の建物が広がっていてキャンパスがありません。自分が授業を行う建物はひとつだけなので、他の学部の建物はほとんど行ったことがありません。文学部が入っている建物は15世紀に建てられたもので一番古いです。

ジュネーブ大学での写真

 昼休みや授業のない時間は文学部棟の目の前にある大きな公園の原っぱに座って友達とお昼を食べたり、お喋りしたりしています。また、授業のない夕方や金曜の夜はこの公園でビールを飲んで友達と楽しみます。留学生は多く、日本からは毎年20人ほどジュネーブ大学に来ています。

【最後に一言お願いします】
When I came to Japan at first I was a bit afraid to not meet Japanese friends, but I was wrong.
Thanks you for the good time passed together, it is very nice to have met all you people.
 

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