05 REPORT

中国での国際会議に参加して

2019年05月01日

大学院理工学研究科電気電子情報通信工学専攻
博士課程前期課程 2 年
 
島田 巧 <東京都立井草高校出身>

■活動内容
学会名:2018 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems
期 間:2018年10月26日~ 10月30日
場 所:中国・成都市
 私は、2018年10月に中国・成都市で開催されたIEEE(米国電気電子学会)主催のAPCCAS(回路とシステムに関するアジア太平洋国際会議)に参加しました。2年に一度だけ開催される国際学会でしたので、修士1年のときにぜひ参加してみたいと思いましたが、開催地が「中国」だと聞いて怖じ気づいてしまいました。結局は、教授と知的好奇心の後押しが不安に勝り、同じく本学会へ参加する研究室の先輩とともに日本を発ちました。

 自身の発表日には、国籍問わず多くの方が来てくださいました。最初は日本英語と海外英語の差に驚き、知らない言い回しなど理解できないこともありましたが、自分のペースを保つことが大事だと気づいたあとは、スムーズに発表することができました。発表後は活発な質疑応答が行われ、私もつたない英語ながらも自らの研究についての説明や、質問に対する議論を行いました。質問をくれる研究者は熱心に話を聞いてくださるので、持っていたノートでの筆談を利用するなど、できる限りの説明をし、納得していただけたときは安心しました。

 学会期間中は、開催場所近くのホテルに宿泊しました。1週間の海外滞在は初めての経験でしたが、意外とすぐに慣れるもので、早いうちから現地になじめたと思います。日本と比べて交通整備がなされておらず、いつ事故があってもおかしくないような様子でしたが、特に問題はありませんでした。加えて物価が安く、金銭面で過ごしやすかったことも印象的でした。

▲観光で訪れた動物園内のパンダ

 また、本学会に同じく参加していた現地の学生と仲良くできたこともよい経験になりました。その学生は私たちにもわかりやすい英語で積極的に話しかけてくれて、現地の観光名所やおすすめの料理店を親切に教えてくれました。最初はうまく話せませんでしたが、しだいに言葉の壁を感じることなく、最後には友達感覚で話せるようになりました。この経験から、英語はできて当然であり、目的ではなく手段であることを痛感しました。

 本学会での1週間を通じて、自らの意見を述べて議論するという経験は、研究のみならず、就職後にも活かされると感じています。また、英語力の低さが課題だということも身にしみて感じることができ、英語を勉強するための強い動機づけにもなりました。
 最後に、今回の学会発表でご指導いただきました指導教授の山村清隆先生と、いろいろな面で支えてくださった研究室の皆さまに心から御礼申し上げます。


 

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