05 REPORT

国際学会参加をめざして

2020年11月01日

理工学研究科都市人間環境学専攻
博士課程前期課程1年
 
小宮山 蓮  <山梨県立甲府東高校出身>
 
■活動内容
学会名:APS(Association for Psychological Science)     
期 間:2020年6月1日(月)~9月1日(火)
場 所:APSバーチャルポスターショーケース
 

▶作成したAPSポスターを持つ筆者
 
 私は、2020年6月から9月初頭までオンラインで開催されていた「APS Virtual Poster Showcase」に参加し、学部時代の研究成果をポスター発表しました。
 APS(Association for Psychological Science)は、心理学について科学的な視点からアプローチする学会であり、APA(American Psychological Association)とともに、世界を代表する国際心理学会です。APS Virtual Poster Showcaseは、シカゴで開催予定だった「32nd APS Annual Convention」が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったことで設けられた、オンライン上での研究成果発表の機会でした。

 私は、学部4年次に卒業研究と並行して、「震災の被災者における心理反応」について研究を行っていました。その内容は、震災後における被災者の長期的な心理反応変化を、統計モデルや人工知能モデルを使用して予測するというものです。
 夏ごろには研究自体は終え、翌年の5月に開催される国際心理学会の参加をめざし、研究成果をまとめ始めました。私が参加をめざしたAPSの参加条件は、2月までに研究内容の要約を提出し、厳正な査読のうえ、審査が通れば年次会での発表を行うことができるという仕組みでした。卒後論文の提出時期と重なっていたため、作業のタイムスケジュールを細かく管理して両立をめざしました。

▲APS バーチャルポスターショーケース

 提出する英文に関して、論文の本文や要約を英語で記述することは初めての経験であったため、研究室のさまざまな方にお力添えをいただきながら修正に修正を重ね、ビルドアップしていきました。
 多くの方にお力添えをいただいて完成した論文でしたので、学会審査が通ったときは自分のみの力で成し遂げたときとはまた違ううれしさがありました。その分、実際に国際学会へオンサイトで出向き、口頭でのプレゼンテーションや質疑応答などの経験を積みたかったという気持ちは強いですが、研究結果、また研究自体をブラッシュアップして、次回こそはさらなるクオリティーをもって参加したいと、高いモチベーションを持っています。


 オンサイトでなかったとはいえ、学部生のうちに国際学会参加の仕組みや手続き、英文論文やポスターの作成を経験できたことはとても貴重な機会であり、これらを生かして修士課程ではさらなる飛躍ができるのではないかと考えています。

 最後に、ご指導を賜りました久徳康史先生、檀一平太先生、英文を校正していただいたAyumiさん、原田芳樹先生、そのほか支えてくださった研究室の同輩諸君と中央大学に、心から感謝申し上げます。


 

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