02 GLOBAL PERSON

グローバル・パーソンを目指す中大生 vol.32

日の丸を背負った経験を生かして、チームの優勝と将来の夢に向かって全力投球!

牧 秀悟さん & 森下 翔太さん | 中央大学硬式野球部/侍ジャパン大学代表選手

商学部 会計学科3年・商学部 金融学科1年
2019年 日米大学野球選手権大会
[掲載日:2019年09月26日]

 東都大学野球<一部>2019年春季リーグ戦で大活躍をみせた硬式野球部の牧秀悟さん(商学部3年・写真右)と森下翔太さん(商学部1年・写真左)。牧さんは首位打者として表彰され、共にベストナインに選ばれました。さらに、2019年6月には、日米大学野球・侍ジャパン代表選手に選出されました。

 7月に開催された「日米大学野球選手権大会」のほか、8月の「侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」では、牧さんは4番バッターに抜擢され、森下さんは1年生ながらも大舞台に上がりました。

 日の丸を背負い世界の舞台に上がるという気持ち、アメリカの選手を相手にプレイした感想、東都大学野球秋季リーグ戦の優勝に向けた展望、自身の夢、大学生活と野球の両立などについてお話を聞きしました。

侍ジャパンの代表に選ばれて感じたこと~将来の夢、大学生活

▲牧 秀悟さん(硬式野球部副主将・内野手)

 野球の魅力について、牧さんは「勝負が『1球』で決まるところが魅力。ホームランで大逆転できたり、最後まで目が離せないスポーツだと思います」、森下さんは「一人だけがずば抜けて素晴らしくても勝てません、チームワークが勝負を左右するのも面白いですね」といいます。

 子どもの頃からプロ野球選手を目指してきた二人にとって、「侍ジャパン」に初選出されたことは驚きでありながらも、本当にうれしい出来事だったそうです。侍ジャパン代表チームには、大学世代のトップクラスの選手が選ばれます。リーグ戦で普段はライバルとして対戦することのある選手もいます。「代表の皆と一緒に練習をしてチームを作り上げていく中で、自分の未熟な部分を実感することができました」と森下さん。「スタメンとして使っていただくからには、期待に応えられるバッティングや守備で結果を残したいと思って、代表に挑みました」と牧さん。

▲森下 翔太さん(外野手)

 「日米大学野球大会」の全5戦、アメリカの大学生との対戦から感じ得たこともたくさんありました。2人とも外国人との対戦は初めてでした。牧さんは、「日本人投手はとてもきれいなストレートを投げるけれど、アメリカの投手は回転とか気にせずにパワーでまっすぐ投げてくる、フォームも豪快です。そのような違いが難しかったです」。「1年生で出させてもらえたのは本当にうれしいです。次の機会をいただけるならば、打つ自信があります。日本人とは違うテンポを持つピッチャーの球を自分の間合いで打ってみたいです」と森下さん。

  さらに、「代表という大役は誰もが経験できることではありません。代表に恥じないように、バッティング、守備、野球のスタイルでも上をいかなければならないです。そして将来プロに進めるとするなら、プロにはアメリカの大学代表より力強い球を投げる、もっとすごい投手がたくさんいるわけです。次に生かせるように今回の経験をしっかりと研究したいと思っています」と牧さん。

▲代表の活動を通じて先輩と後輩の絆がさらに深まりました

 森下さんは、「代表になって、他の選手からマークされたり見られる機会が増えると思います。見られるプレッシャーを感じながら普段の練習も試合もこなしていき、緊張感を保ちながらプレイできるようになりたいです」。

 野球の練習と授業を両立しながらの毎日について、「両立は簡単ではないですが、自主練習も授業もしっかりこなすことは大事だと思っています」と牧さん。「語学はあまり好きではないんですけど、これから外国人選手と話す機会もあると思うので、外国人と会話できるように力を付けていきたいです。語学のクラスが明るく楽しいのでやる気が出ます」と森下さん。


 牧さん、森下さんは、日の丸を背負った貴重な経験を通じて、野球選手としても、大学生としても、大きく成長したようです。硬式野球部でもチームの優勝と個人の好成績を目指し、将来の夢に向かって野球も勉強も全力投球!
 

詳しくは、学生記者が取材編集する大学広報誌「HAKUMON Chuo No.263」で!

牧 秀悟さん、森下翔太さんのインタビューのほか、硬式野球部の活躍について、学生記者が取材した記事を掲載しています

「HAKUMON Chuo 」は、学生記者が取材編集をする大学広報誌です。2019年9月26日発行の「HAKUMON Chuo No.263」2019秋号の巻頭では、「牧秀悟さんと森下翔太さん」について、特集しています。

9月4日(水)、中央大学硬式野球部の練習場にて取材が行われ、学生記者の山口真歩さん(法学部2年)と澤畠彩香さん(文学部2年)が両選手にインタビューしました。

日本代表を経験した思いから大学生活まで、同じ大学生の視点で学生記者が切り込みました。どうぞご覧ください。

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