05 REPORT

<商学部 GLOBAL WEEK> 留学プログラム説明会を実施しました

2018年05月11日

 商学部では、「商学部GLOBAL WEEK2018」と題し、2018年5月7日から11日まで、学部独自のさまざまな留学制度の説明会を開催しました。5月8日には、多摩キャンパス8号館8104教室にて、「商学部留学プログラム説明会」を実施。40名近くもの商学部の学生が参加しました。
 はじめに、商学部事務室より留学プログラムや応募方法の説明を行いました。
 商学部独自の留学プログラムでは、英語圏および第二外国語圏(ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語)へ短期または1セメスターの留学が可能です。特に第二外国語は、商学部生なら誰でも受講できる独自のグローバル・ステューデント育成講座(GS講座)を開講しており、留学先の特色や文化・歴史などを学んだ上で留学することができます。

▲前田さん(左)は留学時の思い出を交えながら、熱心に写真の説明をしていました

 続いて、英語圏の米国・サンディエゴ州立大学(ALI)の紹介ムービー、ボストン大学(CELOP)のスライドショーを鑑賞。現地校での授業、寮、大学内施設、街の様子や各国からの留学生との交流などを見ることができました。
 商学部経営学科4年の前田晋吾さんによる留学当時の思い出を交えた写真解説では、日本の大学とは一味も二味も違うワクワクするような映像に、参加者した学生も真剣にスクリーンを見ていました。

 後半には座談会を実施。2017年度に留学した6名の体験者に加えて、ドイツ語担当教員の吉村謙輔教授がGS講座の履修者と一緒に参加してくれました。第二外国語圏、英語圏はサンディエゴ、ボストンの二手に分かれての座談会になりました。
 地域の良さ、気候、勉強や宿題のこと、大学内の安全、お金の使い方、日用品の選び方、友達の作り方といった現地の様子だけでなく、留学を視野に入れた単位の取り方、準備すべきこと、就活と留学をうまく両立する方法など、参加者からの様々な質問に対して、経験者の先輩は熱心に答えていました。参加した学生は、アドバイスを聞いて、留学の時期や目的、準備が必要なことなどを知ることができて、大いに参考になったようです。

▲第二外国語圏グループでは、留学に向けた準備や就活との両立などを中心に話が進められました

▲サンディエゴの暮らし、生活の仕方など、様々な質疑応答が展開しました

▲各国からの留学生が集まり、街に出ても様々な人種の人たちが暮らすボストンについて説明

~ 留学体験者と教授の言葉をご紹介します ~

戸高光太朗さん(経営学科4年):スペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学
他学部みたいに即戦力にできる知識や技術を得られる学部ではないからこそ、自分の強みを持つことが必要だと思います。留学の体験は、アイデアを生み出す基となり、行動力も身に付きます。自分の強みにつながる良いチャンスとなりました。

鈴木美波さん(商業・貿易学科4年):韓国/延世大学
留学にはお金がかかります。私はアルバイトで費用を貯めてから行きました。

須藤航さん(金融学科4年):米国/サンディエゴ州立大学(ALI)
各国の留学生と過ごして身についた行動力・コミュニケーション力は、勉強にも就活にも、役に立つと思います。

安部はるきさん(経営学科3年):米国/サンディエゴ州立大学(ALI)
日用品など生活必需品は日本の物と異なるものがあるので、事前にリサーチしておくと安心です。

前田晋吾さん(経営学科4年)
:米国/ボストン大学(CELOP)
現地の授業は国際色豊か。”ハロウィンの日は仮装で授業に出席する”、日本ではありえないエピソードもありました。

若月聡美さん(経営学科3年):米国/ボストン大学(CELOP)
学生と多人種が多く、4人にひとりは大学生、5人にひとりは中国人という活気あるボストンで様々な交流ができました。

GS講座担当教員 吉村謙輔教授
夏の留学を希望するのなら、そろそろ具体的に決める時期。行く場所、お金のことや就活のこと、留学することが自分に価値のあることなのかなどを、じっくり考えて決めてほしいです。

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